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現物取引と信用取引

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株式の売買方法には、「現物取引」と「信用取引」があります。

 

 

 

口座を開設して最初にできることは現物株式の取引です。

 

サンリオを例にとります。

サンリオを100株(1単元)買う、とします。

2017年1月13日の終値は2292円です。

SBI証券を通じて、このお値段で買ったとすると必要な資金は

2292*100+293 で ¥229493です。

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(2017/01/15 SBI証券のホームページから抜粋) 

買うことができるだけの資金を預けておき、買うと注文して取引が成立(約定)したら、3日後に権利があなたのものになります。

 

売らない限り、権利はずっとあなたのものです。

毎年、株主総会に出かけ、半期ごとに配当金と株主優待を受けとれます。

株式の値段が上がっても、下がっても、優待と配当金がある限り値段の心配なんてしなくて済みます。

 

もし倒産したとしても紙クズになってしまうだけで、それ以上の負担をしなくて済むのです。

これが現物株式の素晴らしいメリットだと私は思います。

 

 

 

 

一方、信用取引は、証券会社に「信用取引をしたい」と手続きをしなければなりません。

文字通り、あなたの「信用」で、あなたが預けている財産(担保)以上の金額を売り買いすることができます。

担保が現金であればその金額。株式や有価証券であれば決められた割合の価値で。

その合計価値を基準にして、その3~6倍くらいの金額を取引することができます。

少ない金額で大きな金額を動かせるので、野心的な人には良いかもしれません。

 

信用取引で株式を購入したとしても株主としての権利は発生しません。

株主総会に招待されることも、株主優待や配当金を受け取ることもありません。

そして、最長で半年後には売りか買い、最初の反対の取引で精算しなければなりません。

売買だけが目的で、その差額を追い求めるのが信用取引です。

 

信用取引のもう一つのメリットは、「売りから入る」ができる点です。

通常、株式取引とは買った株式を売ることです。持ってない株式は売れません。売るためにはまず買わないといけません。

買ってから売る。その差額がプラスなら儲け。マイナスから損します。

でも信用取引の場合、この株式はもうすぐ値下がりすると思えば、株式を証券会社から借りて先に売っておいて、値下がりしたときに買い戻して、差額を受け渡しすることができるのです。

現物株式と違って、売り買い両方からスタートできるので稼げるチャンスは2倍になります。

デイトレーダーと呼ばれている人たちが多く使っているのがこの方法です。

 

 

しかし、物事には必ずデメリットもついてきます。

株価が全体的に大きく動いてしまったら?

儲かる方に大きく動いてくれるなら嬉しいのですが、損する方に大きく動かれたら顔面蒼白です。

精算すればマイナス確定、精算しなければどこまで損失が広がるか予測不能。

 

 粉飾決算や食品偽装、データ改竄。

 会社の株価は簡単に反応します。世の中に"絶対"はありません。

 

そうこう悩んでいるうちに預けている証拠金(担保)では仮想損失を埋めきれなくなり、追加の証拠金(追い証)を入金するよう連絡がきます。

指定された期日までに追い証を入れられなければ、持っている現物株式を勝手に売られて穴埋めされますが、それでも足りないのが判っているから追い証を払えと言っているのに、値下がりした現物株式を売ったくらいで足りるわけがありません。

すべての現物株式を売却され、信用取引分を反対売買で精算された上で、不足分の金額を支払うように言われます。

 

少ない資金で大きな金額を動かせるのが信用取引です。

要するに、不足しているのは大きな金額なのです。

よほど預金を持っているのでなければ、穴埋めするために家などを売ったり、時には破産することもあります。

 

現物取引も信用取引も、無理な取引をしてはいけません。

 

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