お一人様が巡る旅の記録

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クロス取引の妙味

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株主優待が美味しそう!

 

株主優待とは、その企業が設定した日(年に一度の決算日や半期ごとの決算日が多い)に一定数の株式を保有している(権利を持っている)人に、配当金以外で利益を還元する方法です。

配当金は株主総会で議案として可決承認されなければなりませんが、株主優待株主総会に議案として出す必要はなく経営陣が独自に設定することができます。

 

以前に例で出したサンリオは、よほどのことが無い限り手放しません(笑)

1単元しか持っていませんが購入価格が安かったので年間配当は10%を超えています。加えて半期ごとの株主優待です。

銀行に100万円を預けていくらの利息?と比較すれば美味すぎます。

まぁこれは特殊な例でしょう。他の株の配当金はそれなりですから。

 

配当金や株主優待を受け取るために、その会社の株式を半年や1年ずっと持ち続けますか?

例えば100万円で買った株式を1年間保有したとします。

期待していたのは年間2万円の配当金と5千円分の優待商品券だとしましょう。

決算日に配当金と商品券は手に入れましたが、株価は期待を裏切って半年後に50万円に下がりました。

モトを取るのに、20年ですかねぇ……。

長期で株式を保有するのは、値上がりの楽しみもありますが値下がりのリスクもあります。

 

 

配当金や株主優待が欲しい! でもリスクは嫌い!

え~!?

そんなわがままが通るとでも!?

通るわけが!

通るはずが!

 

 

 

 

 

私が通してあげましょう(笑)

でも先に、証券会社に「信用取引がしたい!」って手続きをしてくださいね。

証券会社に口座を持ってない人はまず口座開設を。

   

 

 

 

そのわがままを通す魔法を「クロス取引」と言います。

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クロスさせてます・・・よね?w

 

クロス取引株主優待の権利を得るのに、重要なキーワードは「いつ?」です。

権利確定日はいつ? その日は何曜日?

 

と言うのも、権利確定日は月末最終取引日であることが多く、その日に株式を保有していなければなりません。

通常3月31日が決算日(権利確定日)である場合、その日に保有していることが条件です。

でも、その日が土曜日や日曜日だったら?

その直前の営業日が権利確定日になります。

仮に31日が日曜日なら、29日が確定日ですね。

 

じゃ、その日に買えばいいじゃないか。

いえいえ、株式の取引には「3営業日後に清算」と言うルールがあります。

29日に権利を持つためには、26日に買うのです。もちろん、それ以前に買っておいてもよいのですけど。

要は3営業日後が権利確定日になる日に買う、です。土日祝日が絡むときは気をつけましょう。

 

これで現物株式による配当金と株主優待の権利を得ました。

クロスさせる為には売らなければなりません。

売るための株式はどこにあります?

 

証券会社から借りて売ります。「信用売り」と言います。

でも、一つ気をつけるのは、"会社が小さいために信用売りの対象にならない"会社があることです。

会社が小さい、の言い方もどうかとは思いますがだいたいそんなとこです。

一般的には、会社が小さい→大きい、に従って

 現物売買のみ→信用買いができる→信用売りもできる

となります。

クロス取引ができるのは信用売りができる会社、です。

 

クロス取引の極意は、信用売りと現物買いを同時に出(注文)して、必ず両方を成立させることにあります。

「片方しか成立しなかった」が一番ムダです。

 

例:

ANAの株式を1000株、単価330円で信用売りと現物買いを出して成立させた、とします。

次は翌営業日に、

信用売りをした責任を、現物買いで手に入れた権利で、相殺します。

これを「現物渡し」といいます。チャラにするわけです。

売りと買いの差額を小さくするために、出来るだけ近い価格で売買を成立させたほうがよいことになりますが、同じ日に注文するのであまり気にすることもないでしょう。

 

これであなたの手元に残ったのは、一連の売買で発生した売買手数料を支払う義務、売りと買いの差額、信用売りとして証券会社から借りた株式の支払い利息、そして配当金と株主優待を受け取る権利、です。

ANAの例(2016年3月期)だと、税込み5千円の配当金と1枚の株主優待券になります。

おめでとうございます。お疲れさまでした^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、ここまでは他の方のブログなどでも紹介されています。

しかし、"お一人様"はちょっと違います。

どう違うのか?

少し頭のネジが緩いです。

能天気な方向に。少しだけ、ですけどね(照)

 

相場取引は自己責任です。必ずとか絶対は無いと思って次に進んで下さい。

 

上の例では1単位買って、1単位売りました。

その際に売買手数料や差額といった費用が発生します。

それを何とかできないかなぁ?

 

はい。

お一人様方式は現物株式を1単位買って、信用で2単位売ります。

翌営業日に相殺すると、売りが1単位余りますね?

余った1単位は、翌営業日に普通に買い戻します。「信用返済買い」と言う取引です。

 

何故そんなことをするかと言えば、権利確定日の翌営業日には配当金の分、その株式の評価が少なくなります。

さらに、権利が確定してしまったのでもう持っておく必要がなくなりましたから、買った株式を手放す人も出てきます。

一般的には株価が落ちるわけです。

リスクゼロとは言いませんが、比較的低いリスクで買い戻せます。

ですから、前営業日のクロス取引も出来るだけ高い価格で売っておきたいですね。

かといって、主目的は優待の権利ですから無理はしません。

 

まぁこれで「優待・配当の権利」「手数料分の回収」を得ることができます。

もし、意に反して翌営業日に値上がりしてしまったら、損失が広がらないうちに手を打ちましょう。

すべての処理が終わったら、ひとこと。

「あちゃー(泣)」か「やた!(笑)」です。

 

株式優待を手に入れた上で、ちょっとプラス、ちょっとマイナス、で終われるくらいが楽しいんだと思います。

 

 

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2017.1.25追記

厳密には売りと買いが1:1でなければ良くないようです。

1単位は別の取引と考えていただいて、ご自身の判断・責任でお取引ください。