マルタ騎士団
正式名称
「ロドス及びマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会」
ご存知の方も多いと思いますが「通称:マルタ騎士団」は国土を持っていないにもかかわらず94か国から「国」として認められ、国連にもオブザーバーとして加盟している団体です。
現在のマルタ共和国は騎士団とは無関係ですが、島には当時の遺跡などが多数残っています。
イン・ガーディアは、1565年にマルタ騎士団がオスマン帝国からマルタ島を守った籠城戦の頃の、「軍事訓練の様子」だそうです。
※マルタ島は守られたが、聖エルモ砦は民間人を含めほぼ全滅
補給が途絶えた戦線の最期はどこも同じですね。
中央の半島の先端が「聖エルモ砦」です。(GoogleMap利用)
マルタ島は関係ありませんがロー〇ス島戦記とか歌劇でやってみてはどうでしょうね?
ベルばらやら銀英伝やら原作物もやってますしね。
出演前のみなさん①
出演前のみなさん②
みなさん、出演前の忙しい時間に撮影させてくださいました。
出演されない裏方さん
可愛かったので写真を撮らせていただきました。
砦の入り口部分にあるチケット販売所兼ミュージアム
チケット(入場料)は7ユーロです。
砦の根元部分から東を撮影
見張り台ですが、修復されたもののようです。
イン・ガーディアが行われることは旅行の直前に調べて知っていたので期待して見に行ったのですが、
当然ながら日本語の説明はなく、細かい状況がわかりません;;
各国から派遣された「少数」の兵たちがマルタ騎士団に協力する場面のようです。
なんで海賊?と思ったのですが、水兵部隊のようです。
各部隊に先ほどの水兵部隊も加わります。
マルタ騎士団の印 マルタ・クロス
マルタ共和国の国旗は別のものですが、街中やボートなどに騎士団の旗も多く掲げられています。
島民としてのアイデンティティなのかもしれません。
砦の中に設えられた小さな教会
舞台は「悲劇の砦」ですが、
戦争ではなく当時の軍事訓練の様子ということで和やかに(?)行われていました。
使用できる場所も広くはないですし、「年に1度の大きな催し」というわけでもないのでこんなものかな、とも思います。
やはり劇的に! 歌劇にしてもらうしかw