お一人様が巡る旅の記録

単独行動するブログ主の備忘録 - ホテル・飛行機・観劇・その他 -

左手に宿るもの

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※今回の記事には、お食事どきにはお薦めできない表現が含まれておりますが、ブログ主の経験とアイデンティティを考慮しそのまま記載しております。

 

 

 

 

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誰しも一度は厨二病に罹患した経験があると思います。

アニメや漫画、小説の主人公に憧れたり、なりきったり、妄想したり。

たいていの方は軽微な症状で、社会に出る頃には脳内に抗体が生成されるのですが、まれに厨二病をこじらせる方がいるので要注意です。

 

右腕を押さえながら「この封印されし右腕が!」とか、眼帯に手をかけて少し浮かせつつ「ふっふっふっふ」とかやっちゃった経験のある方。

社会復帰プログラムはお済ませでしょうか?

ちなみに、灼眼を気取った片目や、封印されちゃった右腕に何が宿っていたのか知りたいものです。

 

 

 

かなり以前、トルコ周遊のバスツアーに参加した時のこと。

バスが休憩に立ち寄るお店のトイレには、紙があったりなかったり。

トイレ番(?)の人にお金を払って紙を受け取ることも。

そしてその紙がとても丈夫で信頼性が高かったり(涙)

 

 

中央アジアから西アジア、アフリカ北部では食事は素手(手づかみ)で、それも右手だけでいただかれるようです。

イスラム教はよく知らないのですが、そういう食事作法の習慣があるところはイスラム教徒(ムスリム)の多い地域と重なりますね。

 

 

さて、バスツアーに参加中、ロードサイドのトイレに入りますと、紙が無い。

平静を保つ努力をしながら、ツアーバスからトイレまで"私は焦ってませんよ"と走ることもなくやっと辿り着いたのに紙が無い。

「辿り着ければ幸せになれる」というガンダーラにも等しい到達感を味わった直後にカミがない。

カミがない。しかしもう時間がない。

タイムリミットはすぐそこ。

カウントダウンのペースは上がり、すでに頭の中はカミではなくシモのことでいっぱいです。

 

急いで体勢を整え、・・・。

コトを成し遂げてからようやく"事後処理"をどうするか考えます。

周りを見ると、やはりアレが置いてあります。

 

 

 

 

ソレは時にはジョーロのような形をし、時には手桶のようであり、静かに水を湛えて個室の片隅に佇んでいるアイツです。

「まさかコイツを使う日が来ようとは…」

最終兵器というのは最終的に使うものであって、使い方を実践する機会はめったにありません。

自爆装置に手を伸ばす悪役はなぜあんなに手馴れているのでしょうか。

 

震える「右手」でソイツに手を伸ばし、こぼさないように背中に回します。

「先ほどの」体勢になり、腰より少し下の部分に垂らすのです!

冷ゃっこい!

なんの! お楽しみはここからだ!

 

「左手」をソコに当て、紙より優しく、時には激しく!

前後に動かします…。

 

おおおぉぉ~っ♪

紙など要らないではないか……。

 

 

 

 

 

「左手は不浄」

誰がそんな失礼なことを言うのでしょう。

左の手がその身を挺して、その身が汚れるのも厭わずに身を清めてくれる。

まさに慈母神や菩薩がこの世に顕れ、左手に宿ったような振る舞いに

思わずほおずりしてしまいます。

 

 

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まだ手を洗っていませんでしたね・・・。

 

 

 

 

 

 

最近のトイレ事情は変わってきているようで、

新聞などによりますと綺麗なトイレにリフォームする家庭が増えているそうです。

トイレが汚いとか屋外にある壁もない(!)トイレだと「お嫁さんが来ない(来たがらない)」という切実な理由があるらしいです。

 

私には(今のところ)一度きりの体験でしたが、やはりその後しばらくは左手の置き場所を悩みました。

あちらの地域の方々と交流する時は(失礼にならないように)自分の左手の使い方にも気をつけないといけませんね。

また旅行したいです。

 

 

 

ムスリム、アラブ(主にエジプト)のお話はこちらのブログがとても楽しいですよ。

 

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