お一人様が巡る旅の記録

単独行動するブログ主の備忘録 - ホテル・飛行機・観劇・その他 -

劇場で目線をもらうには

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前の記事は飛行機内でのお話でした。

なぜか、意外と関心があったみたいです・・・。

 

 

 

あれとはコロッと方向性を変えまして

劇場でどの席に座ればステージから見てもらえる可能性が高まるか?

その方法を考えてみたいと思います。

※あくまで余興です。

 

 

www.solo-wanderlust.com

先日、宝塚歌劇を観てきたのですが楽しいステージでした。

(まだ)役者のどなたかに思い入れがあるわけではないので、落ち着いて観ることができましたが、ファンであればステージ上の【あの方】と目があうのはうれしいのだと思います。

しかし、直近のSS席でもなければなかなか振り向いてはもらえないですよね。

www.solo-wanderlust.com

 

 

・ステージに立つ役者さんの大ファンである!

・こっちを見ながら愛でもささやかれたら死んでもいい!

そういう方も多いのではないでしょうか。

一言ご相談いただければ、良い生命保険をご紹介します。

もちろん、受取人は私で。

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テレビドラマとお芝居は違います。

テレビドラマの場合、当然ながら役者さんは視聴者を見ていませんよね。

(設定やカメラワークでは考えてあるでしょう)

しかし、お芝居では観客の存在を意識せずにはいられません。

観客の視線や反応なしでお芝居は成り立たないのです。

 

特に主人公の役者が内気で気弱な(そんなのがいるのか?)場合、客の反応を知るためにも興味津々で見てくるでしょう。

 

演劇を一つの「プレゼン」と考えましょう。

会議で発表する商品開発者(役者)は「お題目」という商品を、会議の参加者(観客)に売り込まねばなりません。

参加者は会議中、何一つ発言しません。

キャーッ!とか、ステキーッ!とか、おぉぉ!とは言いますが、建設的な意見や質問は何一つ言ってはいけない会議です。

そのため参加者は発表者に「商品に興味がある」という意思を伝える(ステージから見てもらえる)方法はテレパシー、もしくは戦略です。

 

まず、テレパシーを発する方法を覚えましょう。

と思ったのですが、難しそうなのでやめました。

 

仕方がないので戦略で考えます。

「発表者の注意を惹き易い席に座る」です。

発表者は、会議参加者の視線を集めるのにあの手この手を使ってきますが、ここでは逆に発表者の視線を集めることを考えるのです。

 

 

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席の配置

重要な会議です。

 

 

 

会場は2500人収容の本社大会議室。2階席も設置してあります。

1階前列中央は社内でSS席と呼ばれ、社内の重鎮・お局様・社外の招待客が鎮座ましましており、割り込めるのはよほどの強運(財力)の持ち主です。

商品発表者もこの席を無視することはできず、時折チラチラ様子をうかがわねばなりません。

その後ろと周辺、2階席の前列はS席と呼ばれ席数を一番多く用意してあります。

さらにその後ろにはA席とB席が用意してあります。

1階最後列は22~24列目。

シートピッチ100センチと考えた場合、通路も加算してステージからの距離は約30m。

2階席なら高低差も考えて約40m?

発表者は観客の顔は見えても表情にまでは気づかないでしょう。

しかしプレゼンの場では、最後列(ステージから見て)左端の席に座ることにはものすごいアドバンテージがあります。

なぜなら、発表者が観客を見回す最初の場所がここ、と言われるからです。

ステージから遠いのが難点ですが、ここに奇抜な服装で座って発表者登場後、最初の視線を集める!

釘付けになるか、痛いモノを見たと思われるかは知りませんけどね・・・。

 

候補① 2階席もしくは1階席の最後列(ステージから見て)左端

 

 

 

 

 

 

 

弱い光

人間の眼はとても優秀ですが、視線の中心部でしかモノを認識できません。

しかし、チラチラと動くものに対しては視線の外側のほうがよく反応します。

いわゆる「気になる」というやつです。

 

 

 

その「気になる」働きの主役となるのは「桿体(かんたい)細胞」と呼ばれるものです。

強い光(スポットライト)を浴びているステージから見ると観客席は真っ暗です。真正面から見た場合、視力の主役である錐体細胞の働きは鈍ります。

「星空を見るときは視線をそらせ」と言われたことはありませんか?

弱い光を受けるときは、視野角の外側のほうが反応しやすいんですよね。

だからといって、演劇の最中に出演者へ光を投げかけるなど言語道断です。

すでにあるものを利用するしかありません。

劇の演出として暗くしてある観客席にある光?

「非常口」です!

非常口のステージ側の席に座り、チラッチラッと非常口の灯りをさえぎる。

目の端でチラつくその動きが気になり、出演者も流し目をくださること間違いなしです。

バタバタと動きすぎて、強制退場させられないように気を付けてください。

 

候補② 非常口付近のステージ側席

 

 

 

 

利き腕

お酒の席で誰かにお酒を注いであげるとき、基本的には相手の左側に位置して注ぐって知ってましたか?

差し向かいで飲んでいる時とか、横並びで飲んでいる時、左側に回り込めないときなど席の配置で変わってくるマナーです。

座敷の宴会などで、席の後から回り込んで注ぐときは、左からなんですよ^^

私はいつも手酌ですけどね・・・。

 

 

 

街中で知らない人に、右後ろから声をかけた場合と左後ろから声をかけた場合では、声をかけられた人の警戒心が変わるようです。

右後ろから声をかけると警戒心が跳ね上がるんだそうで。

ナンパするなら左から、ってことですね。

なぜかははっきり知らないのですが、利き腕が右の人が多く、右から攻撃を受けた場合に反撃する手段が限られてくるからという説がありました。

だから余計に右を警戒する。よく見る、ということですね。

警戒して多く見てもらえる=好意があるわけじゃないことは頭に入れておかねばなりませんね。

 

候補③ (ステージから見て)右側の席

 

 

 

 

 

 

心霊写真

心霊写真をお持ちですか?

え? 自分が写ってる写真には多いって言われる?

そうですか~。(コメントは避ける) 

 

幽霊を信じたいんですけどねぇ。

怖いのは幽霊よりも人間ですかねぇ。

廃墟とか幽霊スポットとか、あまり怖くないんですよね。

行きたいとは思いませんけどね。

夜中に誰もいない(はずの)廃墟に行くことは怖くないのですが、そこに不埒な行動をする人間がいる可能性を考えれば"危険"ですからね。

 

 

 

心霊写真で多いパターンは、「顔が映る」「身体の部位が無い」「参加者以外の手足が映る」でしょうか?

100%否定はしませんが、多い原因はシャッタースピードだったり、多重露光、体勢や構図だったりしますね。

その中で、「誰かの顔が映っている」ですが、顔らしきものが映っている、というのも多いですね。

「これは人の顔?」の解釈に対してこういう説を聞いたことがあります。

 人間はずっと昔から闘争をしてきました。

 藪の中から、闇の中から、敵が攻めてくる危険があります。

 早く敵を発見しなければなりません。

 少しでも人の顔に見えるものには本能が警告を発する

というものです。

暗闇に浮かぶ顔からは、人間の本能(警戒心)として目が離せない

動けば"敵"と判断され行動に移るが、動かないうちは警戒心から視線のみが注がれる。

この説を応用します。

隣の人に聞かれたら、「新しい顔パックです」と答えましょう。 

 

候補㊕ 顔に蛍光塗料を塗りたくって暗い席で静かに座る

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

SS席最前列に座らなくても、ステージ上の【あの方】から視線をいただける方法。

科学と心理学の粋を尽くして考案したこの方法が、あなたの観劇ライフのお役に立てば幸いです。

が、効果がなかったり、周囲から傾奇(カブキ)者認定されても一切の責任は負えません。