この広い宇宙で、文明を持つ生命体はこの地球にしかいないのか?
生命体が文明を持っているなら、その証拠である何かの信号(電波)を発していないだろうか。
NASAやどこかの研究所が
4月1日以外で「宇宙人発見!」と発表するのを心待ちにしています。
4月1日に「火星人襲来!」なら最高ですね。
心待ちにするだけでなく、自ら参加することはできないか?
そんな夢のあるプロジェクトがかつてありました。
SETI@home
グリッド・コンピューティング・テクノロジーの草分け的存在。
分析するべき膨大なデータを細かく分け、世界中のコンピュータに計算してもらおう、という方法です。
一つ一つの家庭用PCでも集めればスーパーコンピュータ以上の計算能力になります。
もし宇宙人からの信号を発見すれば、アメリカ大統領に報告書が提出され、その部分を計算したチーム(数十人。データごとに常に入れ替わる)参加者の名前も記載される。
ハマりましたね~(笑)
電気代は無視で、家中のパソコンを24時間稼働させてましたよ。
主に使うのはパソコンの空き時間。そしてスクリーンセーバー。
スクリーンセーバーに切り替わってからが本領発揮です。
「画面」の性能が重要で、頭脳にあたるCPUよりも、画面を制御するグラフィックボードを良いヤツにしたほうがたくさん計算できます。
そのSETI@homeもプログラムが更改されてからインストールしなくなりました。
「あれから40年!」
いゃ、10年ちょっと?
先日、某宇宙科学番組を観ていると、家庭でSETI@homeプログラムが動いていました。
タイトルは違いますが、SETI@homeです。
まだやってたんですねぇ。
プロジェクトの名称は
【Breakthrough Initiatives】 ブレイクスルーイニシアティヴ
「ドレイクの方程式」で知られるフランク・ドレイク
車椅子の物理学者スティーブン・ホーキング
創始メンバーにはそうそうたる顔ぶれが並びます。
https://setiathome.berkeley.edu/
ここからクライアントプログラムをダウンロードできるようです。
しかも今はスマホ対応!
スマホ用のアプリは、AndroidならPlayストアで手に入ります。
BONIC
で検索。
ダウンロードしてから、自分が参加したいプロジェクトを選びます。
以前と違い、SETI@homeだけでなくいろいろなプロジェクトに参加できるようです。
今回はもちろん【SETI@home】ですね。
当然PCのほうが性能は高いでしょうけど、10年前のPCと今のスマホなら遜色ないでしょうねぇ。
そしてスマホが普及している数も10年前のPCとは段違い。
自宅で、自分のパソコンで、アメリカ・ウエストバージニア州のグリーンバンク電波望遠鏡のデータを分析する。
計算結果を送り返したら、新しいデータを受け取って計算。
※Wikipediaより
スマホにインストールしてみましたが、
・充電し続けないといけない
・電池残量が90%以上ないといけない
などの制約と、何よりも、
・画面を消してないと動かない。
棒グラフが見たいのですけどねぇ。
うーん、スマホ版はあまり楽しくないですね。
かといって今さらPCにインストールするのもなぁ…。
と思い、今は使っていないスマホで細々と稼働させています。
興味がある方は、自宅で宇宙人を探す手伝いをするのもいいかもしれませんよ?