京都府 丹後半島
京都市内から100Km超。
交通網の整備が遅れているためになかなか訪れる機会の少ない地域ですが、宮津、天橋立までは自動車道が開通しているため以前よりは楽になりました。
松原の先に続く砂浜。琴引浜
鳴き砂と呼ばれる海岸は日本のあちこちにありますが、
まだ自分で鳴かせたことはないのです。
が、そちら(砂浜)には行かずに西に走ります。
京丹後市網野町
鳥居の先に見えるのが浅茂川温泉静の里です。
浦島太郎像
知らなかったのですが、この辺は「浦島太郎」伝説があったんですね。
気になったのでWikiで見てみると、この辺りの浦島伝説が日本書紀に記載されていて、それが記録に残る最古の浦島伝説らしいです。
網野漁港を一望できます。
漁船もありますが、プレジャーボートも目立ちますね。
見づらいですが、市場にあたる建物の屋根にはズワイガニが描かれています。
ズワイガニは水揚げされる地域ごとに呼び名が変わりますが、
丹後半島のカニは間人蟹(たいざがに)と呼ばれ、絶品だそうです。脚に付けられる緑色のタグが目印です。
間人をタイザと読むとは、長い間知りませんでした。
ちなみに、まだ間人ガニを食べたことはありません。
車路沿いにある駐車場は40台分ほど。
温水プール(手前の建物)が併設されています。
入口は2階部分。
2階の半分が売店で、残り半分が休憩コーナーになっていました。
3階部分が温泉施設です。
二重の意味で危険!
浴室からは漁港、海がよく見えます。
浴室ガラスの半分はフィルムが貼ってありますが、半分は一面スルーです。
見晴らし、というか見晴らされ具合がハンパない。
浴室内も問題ですが、露天風呂はさらに問題。
柵の高さが膝上までしかありません。
覗き込むと危険です。※外側に転落防止の柵もありますが低い。
そして、
漁港も一望できますが、漁港からも一望されてしまいます。
なかなか大らかな設計ですが、仁王立ちはしないほうが良いと思います。
夜10時まで入浴できますから(受付は9時半まで)、
天候次第で漁り火や星空が楽しめるのではないでしょうか。
4月後半に行きましたので、武者人形が飾り付けられていました。
気候の良い時季や夏の海水浴もよいですけど、やはり冬のカニのシーズンにもう一度来たいです。