中正というのは中華民国初代総統『蒋介石』のことです。
本名が蒋中正なので、中正紀念堂というわけです。
地下鉄「中正紀念堂」駅
信義線(路線色:赤)、松山線(路線色:緑)が乗り入れています。
蒋介石を持ち上げてる感じがすごいです。
地下鉄の銘板さえ、プラスチックパネルではなく石板ですから。
漢字表記は「中正紀念堂」ですが、英語表記は「蒋介石メモリアルホール」
ホームの壁に、ずらっと並んでます。
地下鉄の5番出口を上がります。
配置としてはこうなります。
赤い〇 3つが建築物。
最重要建築物が、右下の大きい「中正紀念堂」
上の右側 コンサートなどを行う「国家音楽庁」
※庁は昔の漢字(繁体字)
上の左側 主に演劇を行う「国家戯劇院」
地下鉄から上がったところは『國家戯劇院』で、2013年と2015年の宝塚歌劇台湾公演の会場でした。
来年、2018年秋の台北公演もここで行われます。
(来年は台北に加え、高雄でも行われる)
中正紀念堂
この青い屋根の建物です。
ちなみに、赤丸で囲んでいるのが台北101
建物はけっこう大きく、
思わず、エレベータを探しました・・。
なんでこんなに大きいかというと、
こんなに大きい像を入れているからですね。
左右の衛兵さん、1時間ごとに交代です。
衛兵交代式
ちょうど交代のタイミングで、それ目当ての観客がほとんどでした。
日本からのツアー客もチラホラいました。(ガイドさんが旗を持ってたのでw)
指揮1名、交代要員2名が登場。
像の正面に位置し、像の前まで進みます。
交代要員は像の前で待ちます。
左右で立哨していた衛兵さんたちが移動開始。
揃ったところで、蒋介石に礼
前任者と後任者が位置を入れ替わり。
装備(銃)のチェックを念入りに行います。
銃剣ですから"突き"や"打ち方(構え)"などの動作での確認も入っていました。
チェック終了後、後任者は配置につき、指揮と前任者が引き上げていきます。
忠烈祠の交代式のように銃をクルクル回したりはしませんでしたが、落としたりすると次の休みは無くなる、と横でツアーガイドさんが説明してました。
国家戯劇院
こちらは建物南側で、主要道路「愛国東路(アイクォトンルー)」 に面しています。
車寄せ。
地面より一段高い、ここが1階になります。
招待客などが来場する際に使われるんでしょうね。普段は道路からの入口にバリケードを設置してあります。
掲げられた「國家戯劇院」の看板
その下に 1號門 と書かれていますので、そこから入ってみます。
開館時間はけっこう長いですね。
地階ロビー
正面にはチケット売り場
入り口横には喫茶店
チケット売り場横から奥へ進むと、書籍物販コーナーと喫茶コーナー
広場側の入口にはコンビニっぽい売店。
ポップコーンは売ってなさそう。
エレベーター表示を見るとここがG(地階)、観覧は1~3階ですね。
一般客は広場側の階段を登っていくようですが、
イベントの設営、準備中だったようで(写真奥の部分)入れませんでした。
広場の国家音楽庁側前では演舞の練習中。
この炎天下にお疲れさまです。
暑すぎてそろそろ耐えられなくなってきましたので、ホテルへ向かいます。