乗り継ぎで、ドーハ・ハマド国際空港のファーストクラスラウンジに入ってきました。
別の記事でも書きましたが、やはり外国には「平等」なんて甘っちょろい言葉はありません。
特にアラブは徹底した格差社会で、それが当たり前なんだなぁと思わされます。
前の記事でビジネスクラスラウンジを説明しました。
ファーストクラスラウンジは、その北側にあります。
クマさん広場横のエスカレータ
入口はビジネスクラスラウンジと一緒ですね。
エスカレータ下では、パスコントロールされています。
エスカレータを上がって左はビジネスクラスラウンジでした。
今回は、右へ行きます。
エコノミー客が利用する
はい。ここも前記事のビジネスクラスラウンジと同様に、ファーストクラスに搭乗する利用客はまず来ません。
エコノミークラスに搭乗するワンワールド・エメラルド会員(と同伴者)が利用する、ワンワールドのためのファーストクラスラウンジなんです。
名ばかりのファーストクラスラウンジと言っても、そこはカタール航空のプライドがあります。
静かで、落ち着いた室内。
オープンなテーブルと、家族用に仕切られたテーブルも用意してあります。
ワンワールド・エメラルドだけが利用対象なので、ビジネスクラスラウンジよりも少し狭いですね。
エメラルド会員はサファイヤ会員よりも少ないという想定でしょうか。
しかし、比率からすればガラガラです。
私以外には3名しかいらっしゃいませんでした。
シャワールームとトイレはフライトインフォメーションの横の通路から入ったところにあり、係員が常駐して清掃状況をしっかりチェックしているので安心です。
ドリンク類
イスラムの国なので基本はソフトドリンクばかりなのですが、ファーストクラスラウンジだけにアルコール類も置いてあります。
フードコーナーがしょぼい?
フードコーナーは、なにやら麦をつぶしたようなシリアル的なもの(バリエーションがある)と、
チーズ、ハム、カットフルーツ、ヨーグルト。
え? ファーストクラスラウンジなのにたったこれだけ?
と思いましたね?
えぇ、私も思いましたよw
ところが!
一番奥のテーブル8席にセッティングされている、三角折りのナプキンとカトラリー!
ここはオーダーを取ってから品物が出てくるレストラン方式だったんです。
あの席に座ると、ウェイターが出現するわけです。
RPGでボスが出てくるフラグみたいな...。
(それ以外にもラウンジ内を巡回するスタッフがいます)
そう! お金持ちは自分でせかせか動かない!
どど~んと構えて、使用人を呼ぶわけですよ!
「あ、あの、シャンパンい、いただいてもいいですかね・・・」
シャンパンです
いただきました^^
自分でチーズとワイン取ってきて、シャンパンだけ持ってきてもらいました。
ダイニングで頼もうにも、メニュー見てもどんな料理でどれくらいの量かわかりませんから!
エコノミー客しか利用しないビジネスクラスラウンジ、
エコノミー客しか利用しないファーストクラスラウンジ。
どっちでもいいじゃん? と思ったあなた。
まぁ、どっちでもいいんですけど、シャンパンはビジネスクラスラウンジには置いてないんですよ。
そこが大きな違いですかね?