島根県の浜田港へ、『護衛艦いなづま』の見学に行ってきました。
ここ2年ちょっと、コロナでいろんなイベントが中止や縮小になっていますが、自衛隊のイベントもですね。
開催されても事前予約制などで、気軽に行くことができません。再開を楽しみにしているんですけども。
気軽に参加できるような日常に戻りたいものです。
そんな中、こんなものを見つけてしまいまして。
(※浜田市観光協会のHPから抜粋)
昨年の回数を超えた萩石見空港のトクたびマイル
当初は見に行けるとは思ってなかったのですけれど、
直前になって萩石見空港がANAの『トクたびマイル』の対象空港になったんですよ。
往復で12000マイルや15000マイル必要なところ、9000マイルで往復できるのは助かりますね。
2021年は、トクたびマイルの対象空港に4回しか選ばれなかった萩石見空港。
《対象空港に選ばれない》→《ANAからは需要が無いと判断されてる》
ような気がしていました。
でも、今年は既に6月までで4回も対象になりました。
今回が5回目で、昨年の回数を超えたんですよ。
昨年の2倍のペースになるなんて、いったい何が起きたんでしょうね?
勝手知ったる浜田港
本題に戻りまして、護衛艦の見学です。
昨年は全通甲板の『護衛艦 いせ(空母みたいなアレです)』も来たらしいです。
知らなかった!
見たかったよ!
毎回チェックしてるわけじゃないですから。
(※自衛隊島根地方協力本部HPより抜粋)
浜田港は港湾内の東西で役割が分かれていまして、港の東側は漁港になっています。
そして西側が貿易を行う商港(昔は魚市場もありましたが・・・)です。
関西のかたには、舞鶴港(東が軍港 西が漁港)の規模を小さくしたようなものと思ってもらえれば想像しやすいのではないでしょうか。
イベントはたいてい、西(商港)の長浜ふ頭で行われます。
ここには海上保安部もありますので、巡視船も常駐しています。
※PL級巡視船『いわみ』
そして今回のお目当て、護衛艦『いなづま』
『いわみ』も巡視船としては大きいPL級ですが、『いなづま』はその1.5倍大きい。
出力で7倍も違います。
目立つのは、艦橋上に立ち並ぶアンテナ類でしょうか。
現代の戦争は情報戦(電子戦)なのだなとしみじみ思います。
早く着きすぎまして、受付時間まで船の横をウロウロしながらボ~~っと待ってました。
暑かった、とだけ申し上げておきます。
旗の意味は「歓迎」
デッキの上にはカラフルな旗が翻っておりまして、
国際信号旗で(一番上を除く)上から、『WELCOME』と表示されています。
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乗艦
時間になりまして、ようやく乗艦というか、見学開始です。
マスク着用とアルコール消毒。
そして持ち物検査。そんなに厳しくはありませんが自衛艦に乗るわけですから積極的に協力します。
台湾の総統府(大統領官邸)見学でも当然のように持ち物検査ありましたし。
艦上では自衛官の方々が見学者の安全に配慮して忙しく動き回っておられました。
76ミリ速射砲!
もとはイタリア製で、日本でライセンス生産して性能が上がったそうです。
そう聞くと『魔改造』という言葉が頭に浮かんでしまいます。
砲身そのものよりも根元に付いてるいろんな機械(センサー類?)が気になります。
艦橋下に設置されている20ミリ機関砲『ファランクス』
76ミリ速射砲も20ミリ機関砲も砲塔砲身を稼働させて見せてもらえました。
飛んでくるミサイルや航空機を瞬時に狙うために必要とはわかっていますが、あれだけスムーズに動くなら曲に合わせて動かすこともできそうです。
哨戒ヘリSH-60J
搭載されている哨戒ヘリコプターも見学対象でした。
比較的自由に、機内も撮影させてもらえました。
このSH-60Jはもうかなり古い世代ということで、入れ替えが進んでいるようです。
これ(チャフ・フレア)の実演を見て見たかったのですが、火を使うから無理ですね。
※飛行機やヘリが飛びながら、花火のようなものを打ち出すヤツです。
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艦外ではラッパの実演もされていました。
トランペットと違ってピストンが無いので口だけで音階調節ですね。
とても暑かったですが、楽しく見学できました。
乗員や応援の陸自隊員、地方協力本部の人も暑い中お疲れさまでした。
と、帰りに思い出したのですけど、事前案内に載っていた
『陸自の車両展示』がなかった!
移動が間に合わなかったのかな?(笑)