マリオットがスターウッドを買収して、お互いの系列ホテルブランド合計30ブランド。
プログラムはどうなるかわかりませんが、30のブランドを継続することは決まっているそうです。(Q&Aより)
ならば、とりあえずプラチナ維持目標で、 毎年50泊のライフタイムプラチナを目指す方針に変化なしです。
ただしSPGホテルの利用方針は別れることになります。
a. 旅行を楽しみ、その近くのSPGホテルに宿泊
b. 泊数を稼げるSPGホテルを探し、その周辺を散策して楽しむ
a.の場合は旅行が主目的ですから、ホテルのカテゴリーや宿泊単価は上がります。
例えばディズニーやシーズン真っ最中の(夏冬)リゾートに遊びに行ったとき、あるいは世界遺産を目的に観光地を選ぶ場合などです。
逆に旅行会社手配のツアーにSPGホテルが組み込まれている場合、宿泊単価は下がるかもしれませんがSPGからの予約ではないので宿泊数にはカウントされません。しかし上級会員としての待遇は受けられます。他のツアー参加者には無いアップグレードがあったり、プラチナ会員であればラウンジが利用できたりという、通常の旅行の楽しみ+上級会員としてのメリット享受です。
b.の場合、カテゴリー無視で宿泊数を追求します。
安いSPGホテルを捜して連泊する、もしくはSPGホテルが集まっている地域でホッピングする。
オフシーズンのリゾートも候補に挙がりますし、突発的な価格がでるのもチェックしますが、どうしても外せないのが中国のスターウッド系ホテルですね。
SPGでホッピングしやすい地域としてはタイのバンコクが知られていますが、比較的近いとは言えやはり飛行時間が片道7時間前後かかります。3時間前後で行ける中国東側は「お尻に」負担が少ないんです。
※ホッピング=バッタが葉っぱを飛び回るように1泊ごとにホテルを変更すること。
宿泊数ではなく滞在数で上級会員を目指す場合、連泊は1滞在と見なされて不利になります。
また、スターウッドでは、1暦年にSPG5ブランド利用で500スターポイント、全11ブランド利用で11000スターポイントがもらえるキャンペーンもやってます。
ホテル、それもアジアのスターウッド攻略で先行されているワールドトラベログのポンズさんです。先行というよりもう独走状態かもしれません。SPG全11ブランド制覇を目指しておられます。
そのポンズさんにして今現在、アジアでは中国にしかないブランドがあると言っておられます。
そもそもの数が違います。
日本では 5ブランド 20のホテルですが、
中国では 10ブランド 289(開業予定を含む)のホテルがあります。
そしてこんなにあるのですから、これを活用しない手はありません。
中国全土のホテルを平日の価格帯で調べてみると、今の為替くらいで
一番安い部屋が
高値 1700元(約3万円)~のホテルもあれば
安価 170元(約3千円)~のホテルもあります。
なんと約3000円で1宿泊がカウントできてしまうホテルがあります。
その名も「アロフト鄭州上街」
空港からちょっと距離がね…。
時間があれば話のタネに行ってみようかとは思いますけど、鄭州に行くより先日旅行に行った青島のほうが楽に泊数を稼げそうです。
9ホテル うち新ホテルが2軒
安い方から5件がこんな感じで平日1万円切りです。
ルメリディアン青島西海岸とフォーポイントバイシェラトン青島西海岸は車で5分ほどの距離しか離れておらず交互に宿泊することもできます。荷物が少なくて場所がわかっているなら散歩がてらに歩いていける距離です。まぁ、中国は平坦な道を延々と歩くのが「苦行」なんですけど(笑)
上には出ていませんが、近く開業するシェラトン黄島もその近く(車で10分程度)にあり、余裕でホッピングできます。
航空券はマイルでなんとか賄えますから大丈夫と楽観的に考えています。2泊縛りはありますがそれを補って余りあるラインナップです。
フォーポインバイシェラトン青島西海岸 平日7000円くらい
ルメリディアン青島西海岸 平日 8000円くらい
海洋リゾートなので夏季は跳ね上がると思います。
シェラトン黄島 来月開業予定ですが、カテゴリー2なのでそこまで高くなさそう。
青島や大連は日本から近くて行きやすいです。
特に大連。
なんと、2012年の大規模反日暴動でも日本企業に被害がなかった街です。
相互の理解というのはそういう効果も生みますね。
今はアロフト大連が廉価な価格帯(平日400元=7千~8千円くらい)にありますので、連泊で宿泊数を稼げます。
安全な街で、地元を散策してみるのがあちらの国を知るうえで大事なことかと思います。