朝、ホテル最上階の「旅人の湯」に入ってから出かけたのですが、函館は温泉が多いみたいなのでいくつか行ってみます。
函館で温泉と言えば
函館市熱帯植物園
あれ?ちがいますか。それは失礼いたしました。
その函館市熱帯植物園の入り口真正面。ほんとにお向かいさんです。
「根崎湯」
加水・加温 一切していませんとの記載。これは期待が持てます!
入ってみると昔ながらに番台あり、脱衣篭のみ、ロッカーなし。
脱衣室は四畳半程度! 浴室は浴槽込みで六畳程度(いずれも目測)
マジか・・・。
初見だったもので女将さんにかなり心配していただきまして、タオルと石鹸を貸していただきました。温泉巡りは予定だったのでタオル持ってるんですけどね。
雄姿をお見せできないのが残念ですが、お湯 熱いです・・。
¥440です。
ナトリウムカルシウム塩化物泉 無色透明 湧出温度63.5℃
「加水なし」なわけですね。 いぁ熱いから水で埋べてください。
一緒に入浴していた方々に熱いですね~、というと、「これぐらいで熱いなんか言ってたらエイジュにゃ入れんて」と言われました。
なんと、さらに熱いお風呂が営業している?!
それは行かねばなるまい!
そんなに離れてないそうなので道を尋ねていくことにしました。
「函館市湯川老人福祉センター」
「エイジュ」を探してトコトコと歩いていると、洗面器を持った高齢者が出入りしていました。
これは、あやしい…
出てきたおじいさんにきいてみると、やはり中に温泉があるそうな!w
老人福祉センターに入らずんば温泉を得ず!
入ってみようとしたら先ほどの方に止められました。「60歳以上だから」
っち!年齢制限とは! しかもR-60…。
まぁ、それ以前に市民でもなんでもないんですけどw
こんな老人福祉センターなら来るのも楽しみだろうし賑やかでいいですね。
「永寿湯」
根崎湯から少し歩いたところにある永寿湯
ここが「エイジュ」のようです。
見たところ、温泉井戸を2本持っているようです。
う~んw こちらも昭和の香りがすばらしい!
浴槽は2つ。両方にちょろちょろとお湯が流れ込んでいます。
浴槽の温度は書いてないのですが熱くて入れません・・・。
浸かる、どころか入れないんです。
一緒に入っていた人がお湯をザバザバとかき出して思いっきり水を流し込んでいて、温度が下がったところでつかるのですが、すぐに温度が上がって飛び出すのを繰り返していました。自分もそれに便乗。やはり途中で飛び出します。
もう一つの浴槽に入ってみましたが、ひざ上まで入ったところで飛び出して両足に水をかけて冷やしました。やけど寸前です。
「熱湯甲〇園」が頭に浮かんでしまって。何かの罰ゲームでしょうか。
貼り紙には「中温に水を入れないでください」
ここ、銭湯なのに客を湯に浸からせようという気はないですねw
¥440です。
ナトリウムカルシウム塩化物泉 無色透明 湧出温度64.5℃
「天然温泉 加水なし」は函館の鉄の掟なのでしょうか。
お湯に浸かれる程度には加水して温度を下げていただきたいです。
「谷地頭温泉」
市電の終点の1つ「谷地頭(やちがしら)」から徒歩5分。歩いた感じ、5分と思うほどには離れていません。
営業時間が何時までなのか、定休日があるのかないのかわからない案内板^^;
時間帯が夕方のためか、かなり利用客が多かったです。
浴槽は露天風呂を含めて4つ。それぞれ温度が違っていて浴室の入り口に掲示してあった案内では
室内中温 41.0℃
室内高温 43.5℃
室内泡風呂 40.0℃
露天風呂 42.5℃ だそうです。
露天風呂は浴槽が星型☆になっていました。
気温が急に下がってきて、雪も降ってきたので露天の縁でウダウダするのがちょうど良いくらいでした。残念なのは露天風呂は完全に建物に囲まれていて景色が見えないことです。
成分に鉄分などが含まれているので飲まないほうがいいです。
見た目茶色に濁っているので飲みたい人はいないと思いますけど。
¥420です。
ナトリウム塩化物泉 淡黄色で濁 湧出温度65.1℃
今回は3軒しか訪問できませんでしたが函館の温泉はいいですね。
スーパー銭湯などではなく、温泉を利用した昭和の銭湯という感じです。
でも、永寿湯は熱すぎてお湯に浸かれませんでしたのでもったいなかった(笑)
この日最後に入ったのが谷地頭温泉だったのですが、帰りの市電を待つ間に絞ったタオルを広げると数秒で凍りました。
高野豆腐が作れますw
そうそう、お昼を食べたすぐあとのことでしたが、函館朝市のとこで海鮮が美味しそうだったのでつまんできました。
マルヤマ商店さん。
生ガキ 1個500円
焼きホタテ 1個600円
少しお高めですね。観光地だからでしょう。
ごちそうさまでした。