空港を維持するために自治体が拠出している「助成金」
助成金を利用できれば修行単価が下がり、地方居住者も少しステイタス保有に手が届き易くなります。
しかしそこには「自治体のお金=財源は税金」という制限があり、「ステイタスの獲得=個人の利益」という公共の利益ではない目的があります。
ステイタスそのものが特権的、一目置かれたい、無くても死ぬことはない、など最低限の生活レベルとはかけ離れたものであり、生活保護などとは根本的に違います。
そもそも一般的には「受益者負担」の原則があり、利益を受ける人=修行僧がステイタスを欲しいと思うなら自腹を切ればいいでしょ、というだけの話です。
助成金の一般的な想定(自治体によって違う)は、
・年に1~2度個人旅行に行く際、拠点空港までの航空券代を一部負担する
・学校や職場で修学旅行や団体旅行の際、合計額の一部を負担する
です。
ではその団体旅行での実績も繰り入れ出来ないか?
経費を安く抑えたい団体旅行で、実績対象になる航空券を購入するかどうかも難しいところです。対象となる航空券は団体旅行に使うには高価です。
参加者の思惑も違い、「実績が欲しい人 vs 安く上げたい人」 の心の壁は越えられません。
結局、
ステイタスの獲得を「目的」に助成金を出すなんて難しい!
これが結論です。
あれ? 終わってしまいましたね・・・。
仕方がないので、ひねくれ者の私は考えます。
「目的が違えば出るのかな?」
「ステイタスの獲得と自分(自分の身内を含む)以外の誰かの利益・幸せを結びつけることはできないかな?」
あと2回引っ張りますよ?