ANA国内線のプレミアムクラスには2016年に初めて乗りました。
SFCに到達するための5万PP。
ドメ専で早く稼ぐにはプレミアムクラスが欠かせないのです。
PP単価が大きくかけ離れていれば別ですが、プレミアム旅割や旅割75からの当日アップで比較的割安感があれば積極的に乗りました。
旅割からの当日アップは400PPがありませんけど、それを勘案しても安ければゲットしたいところです。
昨年は急にSFC獲得を決めたため、ポイントサイトの登録も後回しになりほぼ全額自腹持ち出しでの搭乗となりました。
そして私、実は預金を持っていませんw
正確に言えば、資産構成の中に定期性預金の項目が無い。普通口座に最低限の決済に必要な金額を用意しているだけですね。
なので当時、絶賛暴落中の保有株式をガンガン売却してその一部を搭乗資金に充てていました。
今後の旅行に使えるSFCのための一時の出費ですから、悲観もせず売り飛ばして注ぎ込んでいましたが、さすがに資金ショートはマズいので修行前半では搭乗資金以外は節約しました。
後半戦はある程度余裕も出てきましたけれども。
プレミアムクラスに乗ったのが初めてでしたから、「ラウンジ利用」「御膳・茶房の提供」「優先搭乗」だけがエコノミーとの違いで、その他の飲み物は普通に有料だと思っていましたよ?
メニューを見て欲しくなってはいけませんので、見ないようにして。
同じ便に搭乗されていた60過ぎと見受けられるお医者さん?(CAさんから「○○先生」と呼ばれていました)は、焼酎を次々と注文して飲んでおられる。
CAさんに話し掛けながら、絡むのでもない楽しい気持ちのいい飲み方でしたね(笑)
そういった方々をうらやましく横目に見ながら、我慢していたわけですが。
何度かプレミアムクラスの搭乗を消化した後、SFC解脱を夢見ながら自宅でいろいろブログを眺めていたところ、「プレミアムクラスでの酒を含むドリンクは無料」という事実を知ってしまいました。
え? タダだったの?
頼めば良かった!
よくありますよね? 飛行機の窓にシャンパングラスを掲げる構図の写真。
(プレミアムクラスではプラカップですけどねw)
次のプレミアムクラス搭乗では、「シャンパン」が頭の中のかなりの部分を占めていました。
ご承知のようにシャンパンは特定の産地の呼び名ですから、機内では「スパークリングワイン」で注文します。
「お飲み物は何になさいますか」の呼びかけに、少し声を上擦らせながら「す、スパークリングワインをお願いします」
実はこの日、体調が良くなかったのですが、そこは酒飲みの意地汚さといいますか「飲むぞ!」しか選択肢はないわけです。
機内で飲む初のスパークリングワインがどんな味なのか知らずにはおれません。
「朝に理を知れば、夕べに死すとも悔いなし」です。
えぇ、体調を崩してまで挑んだ高級スパークリングワインはとても苦かったのです。
美味い酒は体調を整えて飲むべきですね。
それまでは「飲む」のを我慢していましたが、その日の搭乗は「もどす」のを我慢していました。
修行中、体調管理は万全に(笑)