お一人様が巡る旅の記録

単独行動するブログ主の備忘録 - ホテル・飛行機・観劇・その他 -

出石 皿そば & 乙女の湯

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豊岡市 出石町

もともと、江戸時代に現在の長野県のお殿様が兵庫県に着任した際、信州そばの職人を連れてきたのが始まりだそうです。

お殿様もお気の毒ですが、無理やり付き合わされたのなら蕎麦職人には大迷惑な話です。

いま、出石町には約50軒のそば屋さんがあるそうです。

蕎麦大好きですよ。(嫌いな食べ物が少ないですけど)

健康にいいのもあるんですが、生産面からも成長が早い、山間部でも育つ。

世界で主原料として蕎麦(蕎麦粉)を使うのは、日本のほかにドイツ・ポーランド・カナダ・ロシアしかなく(中国は一部の地域・部族)、ニッチな農産品なのです。

アジアで所得の低い山間部の村で栽培して日本に輸出する活動がもっと広がれば、お互いにメリットがあるのでいいと思います。

 

 

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そのうちの1軒「陣屋」

ここは初めてです。

といっても、かなり以前に一度、知人に連れて来てもらったことがあるだけなのでどの店に入ったのかも覚えていません。

 

 

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最初に注文すると出てくるセット。

徳利の中にそばつゆが入っています。

薬味に生卵が付いてくるのも日本ならではですね。外国では生卵はあまり食べませんからねw

 

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基本は5皿だそうです。

岩手県の椀子蕎麦と違って、一皿が一口分より多く、給仕はつきません。

足りなければ追加で「あと○皿」と注文します。

 

 

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どのお店もお皿に店名が入っています。

 

 

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合計10皿 いただきました。

多人数で来れば食も進んで皿数も増えるんじゃないでしょうか。

 

 

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最後に そばつゆに蕎麦湯を加えて「あがり」です。

 

 

 

陣屋を出て、バイパスの先にある「出石温泉館 乙女の湯」へ 

道路から入ったすぐには海洋センターがあります。

間違えてそちらに入りそうになります。

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こちらが温泉館。

そんなに大きくなく、温泉部分は町の銭湯くらいの規模です。

片方に20人も入れば「混んでるなぁ」と思います。

 

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なぜ「乙女の湯」なのかは判りませんでした。しかもキャラが戦国~江戸時代?

ここの湯ではあまり感じませんでしたが、この地域はスベスベした泉質の温泉が多いので、ここの成分もそうなのかもしれません。

 

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温泉分析書

脱衣所内部でしたので、受付と周囲のお客さんに了解を得て撮影しました。

さすがに浴室は人が多くて無理でしたがw

湧出が30℃ならまあ良いですね。

それを間伐材をペレット状にした燃料で加温しているそうです。

露天風呂最高でした。