お一人様が巡る旅の記録

単独行動するブログ主の備忘録 - ホテル・飛行機・観劇・その他 -

京都 あやべ温泉二王の湯 国宝は修復中でも蔵書がすごい

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あやべ温泉は山の中にあります。

が、最近は意外と近いんですよね~。

京都縦貫自動車道が開通したのが大きいですね。

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 「丹波わち」で降り、府道をしばらく走っていると看板があります。

 

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残念ながら国宝「二王門」は修復中でした。

あと1年半待ちです。

ここから3kmくらい先になりますけれど途中までは車で行くこともできます。

ただ道が狭く、カーブが多いので対向車が来たらすぐ停まれるくらいに速度を落としておかないと危険です。

 

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途中まで上がってみましたが、上がっても観ることができないなぁとあきらめました。

 

 

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さて、こちらが温泉 二王の湯

 

 

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源泉の温度はとても低いです。

湧出温度が「温泉」を名乗る条件を満たしていないのです。

あとは含有物の条件になりますが、湧出はしているということで細かいことは気にしませんよ?

「温泉」を名乗れるかどうかは、【温泉法】という法律で決まっています。

本物の温泉を保護して安全に利用するためですね~。

温泉の定義 [温泉の保護と利用]

 

 

 

 

国宝は観ることが出来ませんでした。

しかし、ここは他にも「お宝」があるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩室前には書架があり、多くの蔵書(コミックスw)がおいてあります。

読みたかった漫画がきっとある!はず・・・。

 

次の3枚は画質を落としていませんので、拡大すればギリギリ背表紙が読めると思います。 

全部を写しきれていませんので、写真は半分くらいですかね。

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3枚目は、拡大しても背表紙が読めませんでしたね(笑) 

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てか、もともと誰の蔵書だったんでしょうね(笑)

書籍の状態がかなり良いんですよ。

公民館などに置いてあって回し読みされていたもの、とは考えにくいくらいに。

 

 

さてさて、国宝あり(お休み中)、温泉条件としてはちょっと厳しい、でもコミックスは多数。

これで紹介すべきことは終わりか?

 

いぁいぁ。

ここは立地が素晴らしいのです。

 

露天風呂です。

先客がお一人いらっしゃったので、お断りを入れて1枚撮影させていただきました。 

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ここは夏に来るのがいいんですよ!

見下ろす位置にある露天風呂からは周囲や向かいの山に生える一面の緑が目に入ります。

針葉樹と広葉樹の入り混じった植相の中で、風が通って広葉樹の葉が裏側を見せるときの感じが好きです。

写真で判ってもらえますか?

風が走ったところは葉っぱが裏返って白っぽくなってますよね?

 

 

谷を渡り、沢を駆け、木々を抜けてきた涼風がお湯から出ている上半身を気持ちよく冷やしてくれます。

周囲をアスファルトで囲まれた平地の温泉とはひと味もふた味も違います。

 

 

冬に来れば? 雪景色が最高です。

 

薬湯もあって、陳皮や桂皮、唐辛子など10種類くらいが配合されていました。

いいダシがとれますよ?(飲んじゃダメw)

 

 

 

 

こういう処の常で、入り口では物販もしています。 

表では農産物も販売していますね。

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オリジナル商品があるというのがすごいです。

ゼリーがプルプルで美味しかったのですが、開封したときに必ず飛び出すのでお皿かお椀にあけたほうがよいです。

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地酒「綾小町」だそうです。

加熱処理していないしぼりたて、と言われ1本購入しました。

アルコール度数が高いんです。

普通、日本酒のアルコール度数は12~15度数くらいなんですが、これは19~20度。

日本酒は当たり外れが大きいように思いますし、好みの違いもあるのですが私には飲みやすかったです。

(ウィスキーブランデー焼酎は飲むのですが、日本酒はたまにしか飲みません)

「冷や」で美味しくいただきました。

 

二王門の修復が終わったら、また来ないといけませんね。