先日、羽田空港発着枠をかけたバトルが行われたようです。
来期も羽田空港への1日2便が認めてもらえるように弁明の機会が与えられたんですね。
今回、「羽田便減らしちゃう?」の俎上に載せられたのは、2つの空港です。
我らが「萩・石見空港」
(1日2往復・3年連続利用客減)
vs
「鳥取砂丘コナン空港」
(1日5往復・5年連続利用客増)
どちらもANAだけが就航しています。
ANAとしても、もうからない羽田枠を儲かる路線に振り分けたいと思っているはずです。
この時点で勝ち目が無いように思うのは気のせいでしょうか。
萩石見空港は頑張っていますよ!ということを国土交通省のエラい人にアピールしないといけないんでしょうね。
萩石見空港が頑張っていること!
・空港でマラソン大会
・空港で太陽光発電
・空港で養蜂(ハチミツ採集)
完璧です!
萩石見空港はこの懇談会に臨むにあたって、島根県主導で
「萩石見空港東京線利用促進対策会議」を今月4日に発足!
懇談会の10日前に発足! やる気が違います!
準備期間10日弱で何ができるのか教えてもらいたいものです。
新聞によると、懇談会では
「新組織(対策会議)を発足させたことを説明した」
島根県の調整監は
「新組織は高く評価された」
そうです。
え~と、
懇談会の主旨を見るに、
「この2年間にどんなことをして、どういう成果が上がったのか、特筆すべき効果があったのか自己分析して発表してください」
だと思うのですが、
「10日前に新しい組織を作りました」??
ピントがずれていると思うのは気のせいでしょうか。
逆に
「観光客の行動分析がぜんぜん出来ていませんね」
とツッコミを入れられた?
この人たちは、もしかしたら、私の気のせいかもしれませんが、
空港の経営には向いていない人たちじゃないんでしょうか?
国の方針としては、
・外国人観光客を大幅に増やしたい
国土交通省としては
・でも羽田には発着枠に余裕がない
・東京も人でいっぱい
・観光客が羽田→地方に行くなら地方空港で直接受け入れを
が本音で、
この懇談会を開いた目的には
他の空港にも応用できるヒントを持っていませんか?
もあると思うんですよね。
地方空港には
・それを視野に入れた空港なら羽田枠を維持させてあげます
・できない空港なら路線を取り上げて羽田から海外に
じゃないかと考えることもできます。
まぁ何にせよ、結果は1か月以内に公表されるとのことで、
楽しみです!