お一人様が巡る旅の記録

単独行動するブログ主の備忘録 - ホテル・飛行機・観劇・その他 -

【セルビア】QR232搭乗  ビジネスクラスは食べて飲んでのお大尽

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あっという間に時は過ぎ、無事に帰国するはこびとなりました。

世界遺産とかぜんぜん見てないな~。

 

 

 

 

ベオグラード国際空港

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帰りもドーハ乗り継ぎですが、今回ドーハまではビジネスクラスなんですよ^^

チケットが違うんです。

エコノミーチケットは白一色ですが、ビジネスチケットは上の帯が銀(グレー)なので、パスポートから端っこを出しているだけでも搭乗クラスが判ります。

ビジネスで銀なら、ファーストは金でしょうか?

同じ銀で縁取られたラウンジインビテーションも受け取りました。

 

 

 

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ターミナル自体は大きくないんですよね。

神戸空港とほぼ変わらないくらいかも。

 

 

 

 

 

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フライトシミュレーターがありました。

わざわざリフトアップしたような場所に、エコノミー客席まで設置してあります。

エアーセルビアの提供っぽいですね。

事業拡大に伴う人材育成を兼ねているのか?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

制限エリア

他にあまり見るものもなかったので出国手続きをしましたが、

この空港は先にパスポートだけ見て、保安検査は搭乗直前に行う派でした。

つまり、この空間はまだ安全ではない場所です。

 

 

エアーセルビアのプレミアムラウンジ

内部はみえませんが、エティハドが敢えてこちらにラウンジを委託するということは、ビジネスラウンジよりも少し豪華なのではないでしょうか。

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そしてA4搭乗口の前にビジネスクラスラウンジがあります。


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利用できる航空会社はご覧の通り。

3大アライアンスはクリアしています。

そしてプライオリティパスも利用できます。

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入り口でしっかりインビテーションをチェックされました。

JGCのメンバーズカードは見せても理解してもらえなかったので、エコノミーの場合はチェックインの段階で忘れずに上級会員カードを見せてインビテーションを受け取った方がよさそうです。

スターアライアンス利用の場合はSFCの提示でインビテーション受け取りですね。

 

 

 

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やはり30席程度の空間です。

通常、ビジネスクラス+上級会員でも混むことはないのでしょう。

 

 

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あまり見かけないお酒が楽しめます。

グラスに氷を入れて、お酒を注いで飲むのもいいのですが・・・、 

 

 

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一番気に入ったのはこれです!

樽(たる)の上に無造作に伏せてあるショットグラスと、地元産と思しきウィスキー。

 

出発間際、ショットグラスにウィスキーを注ぎ、キュッと飲み干して旅立つ。

粋(いき)じゃないですか!

日本の戦国武将や中国詩で有名な「勧酒」に通じるものがありますね。

柳沢慎吾風に言うと「あばよ!」ですかねw

※戦国時代なら飲み干した杯(グラス)を床に叩きつけて割りますが、危ないのでやめましょう。 

 

 

 

 

搭乗

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機体がA320ですから、ビジネスクラスも席数は4x3の12席しかありません。

 

 

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フルフラットになるシートではなく、プレミアムクラス相当です。

 

 

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アメニティはアイマスクに靴下。洗面セットはありません。

昼便の短距離コースですからね。

 

 

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ヘッドホンはノイズキャンセリング。

いいですよね~。ノイズキャンセリングのヘッドホン。

欲しい、と思いつつ自分で使うシーンが思い浮かばないので購入をためらっています。

でも、このフライトでは使用しませんでした。聴きたいコンテンツがなかったもので・・。

 

 

 

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パーソナルディスプレイは肘掛けから出すタイプ。

 

 

 

ウェルカムドリンクはシャンパンをお願いしました。

 

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これですよ、これ!

プラスチックのカップではなく、ちゃんとシャンパングラスで出てきます。

 

窓からの光に浮かび上がる薄い黄金色。 

グラスの底からだけ立ち上がる泡。

カタール航空のグラス洗浄と保管状況、素晴らしいです。

 

 

 

こっちでも少し書いたのですが、ビールやシャンパンの泡がグラスの内側に付かないってことは、グラスがきれいに洗われているってことですね。

中学の頃、理科の実験で知った方も多いと思います。

 

 

 

 

 

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軍用機C-17輸送機が泊まっていました。

軍民兼用空港なら珍しくもないのですが、空軍基地は別にあるので民間空港に停泊するのは珍しいなぁと思って撮影。

 

 

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離陸。

滞在中は天候がよくなかったのですが、帰る頃になって快晴です;;

空港近くは区画整理された地域のようです。

山村に点在する赤屋根もいいですが整然とならぶ赤い屋根もいいですね。

 



 

宴(うたげ)の始まり

昼間のビジネスクラスって、食べて飲んで、ばかりなんですねぇ。 

前に搭乗したTKビジネスは長距離で深夜便だったこともあってそこまで思わなかったんですよ。

 

 

 

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ナッツ盛り合わせのつき出し

飲み屋ですねw 

 

 

 

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カトラリーや食器、パンのセッティング。

CAさんがしてくれます。 

 

 

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コースで出てきました。

まず、スープ

 

 

 

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アペリティフ

クリームチーズをサーモンで巻いてあります。

葉野菜がちょっとしおれているのはご愛敬

 

 

 

 

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ラム肉のステーキ

柔らかく、上質な肉だというのは私でもわかったのですが、

とてもとてもウェルダンで、カットしても肉汁さえ出てきません。

ワインを消費させるためにあえてウェルダン?w

 

 

私の注文の仕方が悪かったらしく、隣の席に運ばれてくる品を見ていると

私のところへはいくつかの品が出てきませんでした。

(隣と比べるとか、この時点で自分の貧乏くささが現れてますねw)

メニューを見てどれかを選択するのではなく、メニュー内のそれぞれを要るか要らないかの選択だったようです。

やはり英語がわからないと損しますw

 

同時に、

「この短いフライトでそんなに食べて飲むのか!?」

とも思いました。

 

ステーキなのに白ワインを頼んでしまったりとか、コーヒー頼んだ直後に赤ワイン頼んだりとか、「こいつ、味わかってねぇな」と思われたでしょう。

CAさんに横に立って待たれると、テンパって何でもいいから頼んでしまう、という絶対にメイドカフェに行ってはいけない性格をしている私です。

 

 

 

 

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食後に出てきたゴディバのチョコレート。

大粒のものが2個入っていました。

 

 

 

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ときどき出てくるビスケット。

食の合間やつなぎに、言えば出てくるみたいです。

 

 

この合間にもワインやシャンパンなどどんどん勧めてこられます。

他の搭乗客はむしろ積極的に飲み物を頼んでいます。 

お腹いっぱいになり、最後に注いでもらったワインは一口飲んだだけでウトウトしてました。

 

 

 

 

ハマド空港到着

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やっぱ広いわ、この空港。

 

 

沖止めですが、

ビジネスクラス専用の送迎バス。

ビジネスクラスの搭乗客がこのバスに乗り込んで発車するまで、エコノミークラスの搭乗客は機内で足止めされます。

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「ほぇ~」とか思いつつ写真を撮ってる私とは対照的に、当然のごとく乗り込む乗客。

セレブか? セレブなのか?w

 

 

 

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本革とツィードのハイブリッドなシート。

 

 

 

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席の配置も路線バスみたいなものではなく、

こういうサロンのように優雅に、空間に余裕を持たせてあります。

養鶏場のような送迎バスとは一味違います。

 

 

 

 

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ドライバーさんも、全客が下りるまでドアの横で直立不動ですよ。

他の送迎バスとは一線を画す、「スペシャルサービス」の文字

 

ビジネスでこれなら、ファーストクラスだとリムジンで送迎ですかね?

アルマハ・サービスなら考えられそうですねw

 

 

 

 

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乗継の検査も、ファーストクラスとビジネスクラスはファストトラックが利用できます。

めったにない経験をさせていただきました^^

 

 

 

 

恥ずかしい話

飲んで食べて、と言いながら最初のシャンパン以外はワインの写真を撮っていません。

機内で、食事のメニューと一緒にドリンクメニューが配られました。

 

配られたドリンクメニューには、一覧になったコーヒーやソフトドリンクのほか、

シャンパンやワインの詳細な説明が英語とアラビア語で書いてありました。

提供するボトルの年やシャトーの説明などが1銘柄1ページを割いて記載してあります。

それもボトルの写真付きで。

 

 

滅多に搭乗することはないであろうビジネスクラス。しかも中東エアラインの。

(台湾や北京ならエコノミーで充分ですからねぇ)

もう気分はお伊勢参り!

「こっただ立派なお札(メニュー)さ、いただけるだなぁ~

 ありがてぇこったぁ

 村の衆(?)にも拝ませるだ~。」

と、もうすぐ到着する頃にメニューをいそいそとショルダーバッグにしまい込みます。

あとでスキャンしようと思ったので写真は撮りませんでした。

 

ところが着陸スキームに入った段階で、CAさんがメニューを回収に来られました。

え? 回収されちゃうんですか?

実は使いまわしですか?

ターキッシュエアラインズはお持ち帰りOKでしたよ~。

と思ってみても、回収すると言われれば引き渡さねばなりません。

 

ショルダーバッグを引き寄せてメニューを取り出し、平身低頭しながら差し出します。

CAさんは受け取ると、「アリガトーゴサイマス」と笑ってました。

メニューをパクるやつ、とおもわれましたねぇ・・。