今回、台北での唯一の観光、夜市です。
台湾ではあちこちに夜市がありますが、饒河(ラオヘ?)街観光夜市を見てきました。
宿泊しているホテルから地下鉄で3駅。
片道運賃は20台湾元(約80円)でした。
松山(ソンシャン)駅
台北地下鉄の松山新店線(路線カラーはグリーン)の終点になります。
台北地下鉄路線図
どうしても「まつやま」って読んでしまいます。
構内にはじっかりした案内板が掲げられていて、出口も丁寧に記されています。
松山慈祐宮
2番出口から外へ出て案内板の方向へ進むと正面に、まばゆいばかりにライトアップされた寺院が現れます。
松山慈祐宮だそうです。
ガイドによりますと、200年あまりの歴史を持つお寺だそうで、参拝されている方も多くいらっしゃいました。
外見のハデハデしさは、日本のお寺を見慣れていると正直違和感も感じますが、
これはこれでありかもしれないなぁ、と思います。
うまく言えませんが、日本のお葬式でも悲しむばかりでなく、往生した方は歓んで送りだそうという地域もありますからね。
極楽(死後の世界)の入り口である寺院が寂しい様子ではいたたまれないと思うわけです。
屋根の上の彫刻が見事ですね。
夜市へ入場
この夜市は、名前の通り「観光」のための市だと思います。
というのも、店が多すぎて道幅がせまいんですよ。
広くない道の真ん中に屋台が並んでいるので、片側ずつ一方通行です。
あまり長い時間、同じ屋台の前に留まりにくい感じです。
普通は観光客だけでなく、地元の人が半外食的に利用する姿が多いのですが、ここは屋台が多く居酒屋(ルーチャオ)が少なめです。
密集して賑やかなのが好きな人はこっちがいいかもですね。
台湾南部の墾丁夜市では大通りでやっていたのでゆっくり見て回ることができましたが、都市型夜市と郊外型夜市という違いもあるかもしれません。
とにかく屋台だ食べ物だ!
台湾の夜市の最大の楽しみはやはり食べ物ですね。
いろいろな種類の屋台が並んでいます。
タコ焼き...。
ひっくり返すことなく、鉄板に流し込んだ上からガスバーナーでも炙(あぶ)り焼くという豪快な調理法。
中まで熱が通っているのか、とか、お腹こわさないか、とちょっと気になって手が出ませんでした。
海産物の串焼き。
牛のモツが、それぞれの部位ごとに「原形をとどめて」並んでいます。
ハチノスを1個だけでも一人では食べきれないですよ?
コーンの醤油焼き。
他にも包子(あんが入った饅頭)や飴など、あまり長くはない通りにいろいろな食品がひしめき合っています。
全部に手を出さなくても、見て歩くだけで楽しいと思います。
しかし!
私個人的に、お目にかかりたくない食材がこちら。
臭豆腐・・・。
こればかりは、こればかりは勘弁していただきたい。
漂ってくる匂いで「臭豆腐が近くにある!」とわかる一品です。
好きな人は好きなんでしょうけど・・・。
南国フルーツジュース
出がけにホテルで食べていたので、食品はあまり食べませんでした。
が、汗はだくだくと流れ出ますので、水分補給にジュースばかりを購入。
南国だけあって、フルーツの種類は豊富です。
価格も40元~60元が中心で手ごろ。(日本円で160円~240円くらい)
サトウキビを目の前で絞った汁も飲みましたが・・・・ 草の青臭さがw
いろいろあるぞ 観光夜市
もちろん屋台だけでなく居酒屋もあり、
服飾や小物も販売しています。
屋台の横でこういうお店もやっています。
約1000円で顔、足、腕などのムダ毛のお手入れ?
商店街のど真ん中でやってる夜市なのでいろいろあるんですね。
麻雀のようなゲームもしてましたが、ルールが判りませんでした。
多かったのが、占い!
小鳥を使った「神鳥」占いも数店舗ありました。
占い好きなんですねぇ。
台湾観光の目玉の一つ 「夜市」
・観光夜市を見て楽しむか
・地元密着型夜市で腰を据えて飲み食いするか
楽しみ方はそれぞれで^^