クアラルンプール空港を拠点としているマレーシア航空は、同空港に2ヶ所の上級会員用ラウンジを構えています。
メインターミナル側のゴールデンラウンジに入ってきました。
KULタッチでは入れない
出国手続きを終え、形ばかりの1度目のセキュリティ検査を抜けてサテライトへのトレインに乗る手前の左側。
※最初のセキュリティチェックはザルで、搭乗前の各ゲートで行うセキュリティチェックが主です。
この看板が目印です。
ワンワールド・サファイアとエメラルドは入室できますが、単純KULタッチでは入れてもらえませんので、なかなか入る機会はないラウンジです。
エスカレータを上がっていくと
ゴールデンラウンジの看板が。
どうやら、メインターミナルは主にASEANを含む短距離路線を管轄しているようです。
KULタッチだけの搭乗券ではレセプションで「サテライトにいけ」と入れてもらえませんでした。
区別はないけど充分な広さ
ラウンジ内にファーストクラス(エメラルド)、ビジネスクラス(サファイア)の区別はありません。
広大な、というほどではありませんが充分に広い空間を用意してあります。
フードコーナーも多彩
常に暑く、そして国教がイスラムの国ですから、冷たく冷やして香りのついた水はなによりのご馳走だと思います。
香りつけも、3種類用意してあり好みにあうものをいただけます。
ごくごくと何杯も戴いてしまいました。
フードコーナーも多種な料理が並べられていていました。
私が行ったときは煮込み料理と点心が充実していましたが、常に同じなのか、定期的に変わるのかはわかりません。
サラダやサーモンなどあっさりしたものも。
サンドイッチなども。
ヌードルバーもあり、適当な具材を選びます。
スイーツもそれなりにありますけれど、ワッフルステーション?
目の前でワッフルを焼いて提供してもらえます。
メイプルシロップはセルフサービスで。
駐機場に面した配置
ラウンジはHゲート側に面していて、駐機している飛行機が見放題!
といってもASEAN域内が主の短距離線なので、駐機しているのはA320などが多いようです。
この仕切り感が好い
ラウンジ内には独立したバーがあります。
正面はオープンでラウンジ内から見えていますが左右には壁があり、レセプション側からは見えないようになっていて完全なオープンではないため、イスラムなどお酒を嗜まない方々へのちょっとした配慮だと思います。
ですが、そこが「ちょっと良い感じ」なんですよ。
カウンターの親父さん、一人で静かに飲んでおられます。
左側には40代くらいの男女が、バーテンダーと会話を楽しんでいました。
なんか、このちょうどいい静けさと距離感がすごく好いんですよ。
バーテンダーにオーダーする方式で、簡単なカクテルも作ってもらえるようです。
おつまみはこれだけです。
ラウンジ側からおつまみを持ってきてもよいみたいですが、ここは小粋にちびちびといただくことにします。
あ~、ラウンジから チーズだけ持ってきてもいいかもしれませんね。
ジョニ黒をソーダ割りで。
未開封のものを開けてくれました。
バー内のテーブル席に移動して、いただきます!
利用はしませんでしたがラウンジ内にはシャワールームもあります。ただ、個室が少ないので時間に余裕があったほうがいいと思います。
クアラルンプール経由東南アジア路線を利用すれば入ることができます。(ビジネスクラスorワンワールドサファイア以上)
たまにマレーシア航空が発売する均一料金での東南アジア航空券を購入するのが判りやすいかもしれません。