お一人様が巡る旅の記録

単独行動するブログ主の備忘録 - ホテル・飛行機・観劇・その他 -

【テザリング設定方法】海外旅行ならレンタルWiFiよりもテザリング

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海外旅行中、ネットが使えないのは不便ですよね。

みなさんはどう解決されていますか?

私は、旅行先で現地SIMカードを購入しています。

 

 

 

 

 

 

 

レンタルWiFiは楽だけど

私は利用したことがありませんが、出発時に空港でレンタルする "モバイルWiFiルータ"。

空港で借りて、空港で返却。

行き先(国)ごとに設定も変えてあるんでしょう。

受け取ったらパスワードを登録するだけ(?)。

楽ですね。

 

費用は通信容量ごとに変わり、だいたい1日あたり900円〜2500円。

年に一度の海外旅行などであれば選択肢に入れてもいいと思います。

ただ、複数回のお出かけや長期の休みで周遊することを考えると、ジワジワとボディブローのように経費がかさんできます。

 

費用は安く抑えたいものです。

 

 

ローミング

日本の携帯電話会社(ドコモ、au、ソフトバンク)の3G、4G、LTE式の携帯電話、スマートフォンはそのまま海外で利用できます。

実際の使い方は会社によって違うと思いますが、料金を安くしようと思えば相応のサービスに登録が必要です。

そのサービスに登録した場合でもやはり費用はレンタルWiFiに近い。

 

受け取り忘れ、返却忘れがない、という面では捨てがたい選択肢の一つですが、サービス登録を忘れると涙が出るほど高額請求が来るそうです。

 

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どちらでもない方法ということで、私はテザリングを使います。

 

 

SIMフリースマホを用意

私は旅行にスマートフォン、タブレット、PCを持っていきますので、それぞれにネット環境を用意するのはコストの無駄ですし手間もかかります。

1つのネット環境で3つを利用したいので、テザリングで使用しています。

 

テザリングの良い点

当該国のSIMカード(携帯電話会社)を使うので必ずつながる。(電波圏外を除く)

普段使いの端末(スマートフォン、タブレット、PC)の設定を都度変更しなくてもいい

家族やグループで旅行する場合、別行動しない限り全員がネットを利用できる

 

デメリット

別にスマートフォンを所持しないといけない

 

 

ところで、これからは5Gが始まりますが、海外で考えれば3G、4Gは余裕で維持できると考えています。

5Gの通信速度は確かに速いのですが、5Gの速度を活かすためには地域に4G時代の2倍以上の数の基地局(中継アンテナ)を立てなければなりません。

都市部ならともかく、広い国土を持つ国が地方や発展途上地域にそれだけの数のアンテナを建設できるか、と考えれば用地、費用の面で難しいと思うのです。

そういう場所、地域では4G(LTE)が残ります。

ならばテザリングでもLTEが使える中古のスマートフォンがあれば十分だと考えます。

 

 

昨年今年は普段使いのスマートフォンにSIM挿入&PCへテザリングしていたのですが、

(SIMカードが2枚差せるので国内海外で分けられた)

それも面倒くさくなったので、テザリング専用機を用意することにしました。

 

先月、中古で購入したスマートフォンを使います。

 

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www.solo-wanderlust.com

 

スマートフォン自身のスペックは高くなくて良いのです。

必要な機能は

・SIMフリー(特定の電話会社に縛られない)

・LTE対応

だけです。

中古で十分!アキバで1万円程度でしょうか。

ドコモなどのスマートフォンを利用している方は、買い替えの際に下取りに出さずSIMロックを解除してもらえばムダに別のスマートフォンを購入することもありません。

 

 

 

 

事前設定

では、中古のリセットされたスマートフォンを旅行前に設定しておきます。

 

電源ON

日本語で表示されますが、これは敢えて英語に切り替えておきます。

(あとで変更してもよい)

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英語に変えてみる

イングリッシュで探したらシンガポール英語が出てきたので、まぁこれで行きます。

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ネットに接続する

まだSIMカードを入れていませんので、立ち上げ&アップデートはWiFiになります。

自宅WiFiなどお好みなところへ接続してください。

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立ち上げ完了

私はASUSのスマートフォンなので完了はこの画面ですが、メーカー毎に違いますのでここは気にされませんよう。

 

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テザリング設定

普段使いのスマートフォン(B)に、テザリング用のスマートフォン(A)を登録します。

Aの設定のネットワークから、もっとみる(More)を選び、Tetheringをタップします。

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アクセスポイント名

アクセスポイント(ネットワーク名)名が表示されますので、Bのスマートフォンで登録しましょう。

アクセスポイント名は任意に変更することもできます。

セキュリティも忘れずに。セキュリティなしで利用すると、周囲の誰からも勝手に利用されてしまいます。

登録が終わったら保存(save)しておきます。

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これで旅行に発生する前の準備が終わりました。 

 

 

 

 

勝手に更新させない

事前準備のうちに入りますが、アンドロイド・スマートフォンは初期設定のままだとそれぞれのアプリを勝手に更新してしまいます。

気にしない方は放置でよいのですが、アプリはそれぞれ数M〜数十Mの通信を繰り返しますからかなりの通信量になって旅行中の通信容量を消費してしまいます。

基本、テザリング用のスマートフォンで他のアプリなんて使わないのですから、更新させないようにします。

 

 

Google Playの設定

アプリ「Google Play」を開きます。

設定(Settings)から、オートアップデートデータをタップします。

 

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オートUpDateをさせない

ポップアップした選択肢のうち、オートアップデートしない、を選びます。

更新の通知は届きますので、更新せず放置でもよいですし、選んで更新しても大丈夫です。

肝心なのは旅行中に通信容量を消費されるのを避けたいだけなのですから。

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旅行先で "SIMカード"購入

レンタルWiFiより安い

では実際に旅先でSIMカードを購入します。

空港到着口を出ると、たいてい軒を並べているのが

「両替商」、「SIMカード売り」、「レンタカー屋」ですかね。

SIM屋さんは「4G」という看板を探せばすぐに見つかります。

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これは今年、タイ・バンコクでの金額ですが、

8日間3GBで299バーツ。(約1050円)

8日間で1000円ですよ? レンタルWiFiより断然安いですよね?

昨今、ホテルなどでもWiFiが完備されていますから、屋外でだけ利用すれば3GBでも充分足ります。

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アクティベート!!

購入したSIMカードをスマートフォンに入れて実際に使えるようにします。

・左手を腰に当てる

・スマートフォンを右手に持ち真上に掲げる

・首を左に15度傾け、真上を向く

・力いっぱい「アクティベート!」と叫ぶ

 

使えるようになりましたか?

なりませんね?

 

購入する際にショップにスマートフォンを渡して「アクティベート」と伝えれば、使える状態で返してくれます。

そのために英語設定にしておいたわけです。

何の苦労もありません。

現地で通話できるようになったスマートフォンを返してもらい、テザリングをONにすれば完了です。

 

「アクティベート!」遊びは、幼稚園くらいのお子様なら楽しめるかもしれません。 

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現地SIMでググれない?

到着空港で現地SIMを買ったのに上手く動かない?

GmailもGoogleMapも使えない?

「天安門」とか「六四」とか検索しても出てこない?

 

あ~それ、中国じゃないですか?

中国は大規模なファイヤーウォール(金盾・長城・グレートウォール)で囲っていますから、海外につながらない情報があるんですよね。

そういう場合は、中国対応や中国特別回線対応のレンタルWiFiのほうが良い場合がありますね。

 

原則、現地SIMで十分ですが、例外的にこういう国もありますので旅行の前にお調べください。