ポイントを利用して、『コートヤードbyMarriott 新大阪ステーション』に宿泊してきました。
・・・5000ポイント少なく泊まれたもので。
遠い西口のすぐ近く
新大阪駅は、東海道新幹線/JR東海道(京都)線/大阪メトロ(地下鉄)御堂筋線の駅が重なっていて、駅単体としてけっこうな広さがあります。
幸いなことに東京駅や大阪駅と違い、地下で繋がっていないため全景は判りやすいのですが、全長400メートルを超える16両編成の新幹線がまるまる収まるプラットホーム(分岐ポイントの一部含む)をまるまる収める駅舎ですから、東西にめちゃ長い・・・。
『コートヤードbyMarriott 新大阪ステーション』は、その新大阪駅の西口近くにあるそうな・・・。
在来線で到着し、電車の京都側に乗っていたもので西口が遠かった遠かった。
西口にたどり着いたときには、「ルーラ」が使えない駆け出し冒険者の気持ちがよくわかりましたよ。
西口を出て、御堂筋(道路)北側を見るとすぐ目の前。確かに近い。
JRでなく、大阪メトロ(地下鉄)ならさらに判りやすいと思います。
チェックイン
そのまま歩道橋を進むと、入り口が見えてきます。
質素な感じの正面エントランスです。
車寄せや駐車場は1階部分にあり、新幹線や鉄道利用客がメインターゲットであることが判りますし、実際、私と同じように新大阪駅構内でこのホテルを目指して迷っているインバウンドのグループを2組ほど見かけました。
私自身が初めてだったので「でぃすうぇいぷりぃず」とは言えませんでしたが。
レセプションの横には、USJアソシエィトホテルの垂れ幕。
USJへの無料送迎はありませんが、JRの切符だけで行けてしまう立地がこのホテルの強みですね。
JR新大阪→大阪(環状1番線)→西九条→ユニバーサルシティ(一部、大阪駅からの直通電車あり)
パートナーホテルなので、USJのチケットもこのホテルで購入できます。
19階エグゼクティブラウンジ
まだ部屋の準備ができていないということで、ラウンジで待たせていただきました。
最上階の19階です。
西に面していますが、日本生命のビルが西日を遮ってくれます。たまには日本生命もいい仕事をするようです。
カクテルタイムにはまだ早く、器具のセッティングだけがされています。
ビジネスコーナーには、HP(ヒューレットパッカード)のノートPC2台。
昔はHPって高価なイメージあったんですが、今はDELLと安さを競ってますね。でもPCメーカーとして生き残ってるだけでもすごいことかもしれません...。
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部屋の準備が整い、部屋に荷物を置きにいってから約15分後。
お待ちかねのカクテルタイムでございます。
少し見えにくいのですが、右奥には串揚げやたこ焼きなども載っています。
お酒類は撮影しませんでしたが、定番のウィスキーやジン、ワイン、日本酒など揃っています。日本産のウィスキーは「明石」がおいてありました。
スパークリングワインも常に4本、冷えています。
今日はスパークリングワインには手を出さず、簡単に。
17階エグゼクティブフロア
安いポイントで泊めていただいたのですが、17階のエグゼクティブフロア、ツインルームにアップグレードしていただきました。
最近、フィットネスとラウンジさえ使えたら、部屋はアップグレードなくても、極端に言えば低層の狭い部屋でもいいですよ、という気持ちになることが多いです。
寝られさえすればいいかなと。
スィートルームになるならネタに使えますけども。
バスルームにはPOLA。
資生堂がバスアメニティから撤退したので、残る有力なメーカーですね。
洗面の横にはタオル。
これがあると「ビジネスホテルとは違うな」と思います。
定番のソープや歯ブラシ、シャワーキャップ類。
ソープのブランドはNIRVAE
コートヤードbyマリオットですが、マリオットと思ってはいけない理由はこのスリッパですかね。
マリオットホテルのあの厚手のスリッパを見たあと、このスリッパを見ると「あぁ、位置づけはシェラトンクラスなんだなぁ」と理解できます。
朝食の風景で客層がわかる
朝食はレセプションの横
06:30~10:00です。
個々のメニューにはあまり触れませんがこのジュース、浮遊物がただよい、上部には少々の泡立ち。このいかにも「こやつら(果実)を絞りました! 漉してませんし、絞ったそのままです!」という感じでとても美味しかったです。※ここはそのまま褒めてますから!
食事をしながら回りを見ますと、インバウンド、それも欧米系の方々がとても多いのです。
お子様連れは不在。30代くらいの若いグループは少々。4、50代と定年後のグループが半々くらい。
日本人ではワイシャツ姿の50後半から60代の男性がちらほら。
私がよく利用する中で見る(私が見た感じで)客層としては
横浜シェラトン 欧米系が2~3割。他は日本人。ただし年齢が40~50代のビジネスマン多い。
大阪シェラトン 中国語、東南アジア系、米・南米系の団体客
神戸シェラトン 韓国語、中国語の個人旅行と思われる客多い。 3つのシェラトンでは圧倒的に子連れ多い。
比較的偏りの少ない、大阪シェラトンが安定している気がします。客層が偏ってしまうと、問題が起きたときに減収要因になりますから。
※あくまで私が見た感じなので、実態とは違うかもしれません。
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意外と安いぞランチセット
特筆すべきはこちらかと思います。
レイトチェックアウトにして、昼食は3Fの『LAVAROCK』(溶岩?焼け石?)でいただきました。
ランチセット付けあわせのパン。
そのままでも美味しいのですが、オリーブオイルをかけて食べます。
パンのおかわり自由です。
5種類から選べるランチセット。
上記のパン+このワンプレート+下のコーヒーのセットです。
他にはスパゲティのセットや、サンドイッチのセットなどがあります。
〆のコーヒーとセットのドーナツ。
やはり、ランチの時間帯も欧米のビジネスマンが半分で、他は近く(?)のOLさんたちが少し、リタイア後と思われる日本人数組、でした。
まぁ、『ホテルのレストランで昼食』は、ビジネスマンの選択肢としてはあまりないかもしれません。
私も普通は¥1000以内、ワンコイン前後で済ませられるところが多いですね。
が、ここは面白いのです。
見てください、この看板。
ランチセットは¥1500+税・サなので、普通は¥1800超えます。
が!
インスタグラムに写真をアップするだけで、税・サ込み¥1200になるのです。
まさか、OLさんが多少なりともいた理由はこれか!?
おぉ!インスタグラムさえしていれば!
でも私はインスタグラムしていないので、マリオットボンヴォイの20%割引だけでした。
初めて宿泊しましたが、
大阪市内はもちろん、神戸・京都へも30分以内という交通の利便性は別格ですね。
ただ、ホテル内にフィットネスはありますが、マシントレーニングだけで、プールもサウナもありません。
食事、スタッフともに、メインターゲットは欧米系の大人のお客様のようです。
落ち着いた雰囲気で食事、ラウンジを楽しみたいならば人的環境を含めても最高のロケーションかもしれません。