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【オールたじま】2019但馬まるごと感動市  今月のカニ祭り情報も

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実りの秋。

秋~初冬にかけて、その年の恵みが一番出揃う時期でもあります。

兵庫県北部の但馬地域でも、産物を一堂に集める「但馬まるごと感動市」が今年も開催されましたので行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

全天候型屋内競技場:但馬ドーム

開催場所は神鍋高原にある但馬ドーム。

山間部に位置し、鉄道も無く正直ちょっと不便です。

多くの方が車で来場されるため、近隣施設の駐車場を臨時駐車場として利用しています。

 

ここは「アップかんなべ」スキー場の駐車場。

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シャトルバスで但馬ドームへ。 

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但馬ドームは屋内競技場なのですが敷地内には当然、屋外競技場もあります。

小さいお子さんには競技場よりもこちらの芝生で遊ぶほうが安全で楽しいでしょう。

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但馬ドーム内部。

野球のグラウンドがそのまま収まりますので設営店舗もそれなりに多く。

バックスクリーン部分にステージが設置され、場内と屋外にステージの音声が流れます。

なにより、「せっかく来たのに雨天中止!」が無いのは安心です。

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各種の団体が参加

下はブースを設営している一覧ですけれども、これ以外にも協賛だったり、スタッフを出して運営を補助している企業や団体もあったりでまさにオール但馬で取り組んだイベントですね。

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さて、但馬というのは昔の国名(地域名)でしたので、その地域を構成する現在の市町村もアピールに力を入れています。
 

豊岡市

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但馬地域の中心地でもあり、海から山まで見どころも多く、近年はコウノトリの繁殖でも知られています。
  

 

 

養父(やぶ)市

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山間部であまり目立たない市ですが、氷ノ山という関西では有名なスキー場があります。
 

 

朝来(あさご)市

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やはり山間部にありますけれど、天空の城:竹田城で一躍有名になりました。

織田、豊臣、徳川がそれぞれ直轄領として掘り進めた生野銀山もあります。
 

 

 

香美(かみ)町

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3町の合併で発足した香美町。

全国ブランドの但馬牛はこの香美町がルーツだったりします。また、ずわいがに,

紅ずわいがにも多く水揚げしています。

地味にすごい町なんですねぇ...。

 

 

 

新温泉町

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各所に温泉が湧き出る兵庫県北部を含む山陰地方。

町名に温泉が付くほど温泉愛にあふれていそうな気がします。

浜坂地区の温泉では自分で温泉玉子も作れますよ。
 


但馬空港推進協議会

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そしてそれら3市2町と大阪伊丹空港をつなぐコウノトリ但馬空港。

目標は「羽田空港直行便の就航」

でも最近は「関西国際空港があるんだからそっちに飛ばしてよ~」という意見もあるそうで。

首都直結という行政のプライドか、関西空港から海外へ行ける利便性か。悩むところですね。

 

 

 

 

 

肉食べ比べ! 但馬牛・猪・鹿

とにかく屋外で目立つのが但馬牛の焼肉です。

まだ開場時間前(2日目)なんですが、この状況。

当然、私も並びました。

1日目は出遅れてしまって売り切れでしたので、めっちゃ期待していますよ?

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但馬牛の鉄板焼き。数年前までは「牛の丸焼き」だったのですが、諸事情で鉄板焼きになったそうです。

これだけの人数で焼いても間に合わず、昼前には肉が焼けるのを待つ人であふれていました。

さすが但馬牛。恐るべし!

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塩コショウだけでいただきます。

ん~、サシが入っているような超高級な部位ではなく、普通に焼肉用の部位なのでしょうけど、柔らかくて美味しい!

但馬のご家庭ではこの美味しい但馬牛が普通に食卓に並ぶんでしょうか。

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いのしし汁

屋内に入りまして、但馬狩猟連絡協議会のブース

3市2町の各猟友会の上部団体でしょうかね。

イノシシですよ。イノシシ汁。

 

猟友会で獲ったイノシシだそうです。

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もう、具だくさん、肉もたくさん。

客としてみれば、ここが一番コスパよかったですね。

 

表面しか見えていませんが底のほうまで肉が詰まり、具の半分以上が肉でした。

牛ではない、でも豚と違って肉が締まっていて脂身も少ない。

イノシシ特有の臭味もなく、とても美味しい!

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鹿焼肉

イノシシと同じく狩猟で獲れた鹿。

丼と焼肉で提供されていましたが、焼肉のほうをいただきました。

獲れてから1週間ほど熟成させてあるそうです。

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脂身は少なくて、肉が柔らかい。

牛や豚と違ってあっさりした感じの味でしたね。

あぁそうそう、羊だ。食べた感じは羊に近いのですが、脂身が少ないのでこってりしてない、と言えばいいんでしょうか。

「高たんぱく低脂肪」なるほど! これは美味い!

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但馬牛、猪、鹿と食べてみましたが、

どれも美味しかったですね。

いゃ私、好き嫌いありませんし。出されたものは残すなと言われて育ちましたし。

まして命をいただくわけですから? 甲乙つけるとかないですよね~。 

 

 

 

肉以外もいろいろ美味しい!

 

はちみつ焼き

ずっと行列になっていたブースです。 

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浅めの焼き型に流し込んだ皮にたっぷりの粒あん。

ぱっと見、普通に大判焼き、回転焼きのように見えます。
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これはすごい。

ピントが手前のビニールに合ってしまって分かりにくいのですが、

なんと、「小麦粉をハチミツで溶いて」います。

黄色い作業着の女性、瓶をひっくり返してドバドバ、トローリとハチミツを流し込んで小麦粉を練っているのですよ。

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ハチミツで溶いた皮にたっぷりのつぶあん。

甘すぎて! これ一個だけで十分でした。

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焼きトチモチ

山間部では割とメジャーな「栃の実」

栗やドングリと同じく昔から冬場の保存食、非常食的な扱いですが、但馬地方でも名物ですね。

栃の実を砕いたり流水にさらしたりといった手間のかかる工程を経て、出来上がるのが栃餅(とちもち)。

保存食一辺倒だった昔と違って今では、美味しく食べやすい工夫がされています。

硬くなったら焼いてもよし。 まぁ、餅ですからね。

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ピントがあわね~w

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なめこ汁

きのこ生産のブースではなめこ汁をいただきました。

なめこ汁とは何なのかを考えさせられました(笑)

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お吸い物の部類に入ると思います。

シイタケたっぷり! めっちゃ美味い。

なめこの味ととろみもある。 確かになめこが入っている。

でも9:1くらいでシイタケがたっぷり。

とても美味しい。ほんとに美味しい。

しかしなめこ汁の定義とは何なのか? これはなめこも入ったシイタケのお吸い物ではないのか?(笑)

悩みに悩んだ、美味しい一杯でした。

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いろいろ美味しいもの

全部のブースは食べきれず、上のようなお店を回っておりましたが、場内にはほかにもいろいろとスィーツやら食品やらがブースを構えていました。

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こんなものもあります

 食い意地が張っておりますので先に食品に行きましたが、食品以外にも出展されています。

全部は書けませんので、ピックアップで。 

 

ステージ

最奥部に設営されているメインステージ。

司会のお二方により進められていきます

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学校の吹奏楽や、ダンス、地域のグループによる演奏や歌などを演じられていました。
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はたらく車

いつも目にしている車も、なかなか近くで見る機会は少ないと思います。

 

 

全但バス。 鉄道網が整備されていない山間部ですから重要な交通機関です。

ここ但馬ドーム。県立ですがスポンサー名で「全但バス但馬ドーム」です。

創立100年を超え、ブsBUSは本気なのだそうです。

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パトカーと白バイ。

お子さんは試乗もしていました。

パトカーに乗るなんて、何かやらかさないと普通は機会がないですからねぇ。
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自衛隊車両。

今年も台風やら洪水やら、いろいろお疲れさまでした 

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除雪車!

まず間違いなく都会では見かけません。

豪雪地域ならでは、のはたらく車です。

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ショベルカー。いわゆるユンボというやつです。

あちこちで見かけるけど、近くで見ることは少ないですね。

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バッグ販売

さて、物販で来客が殺到したのがこのスワン株式会社。

毎年こうなので、もうこのイベントの名物と言っていいと思います。

とにかく、バッグが安い。すべて税込み

バッグは500円均一と1000円均一

革製品が1500円均一

キャリーケースなら3000円か4000円

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これが全部1000円ですよ?

アウトレットとはいえ安すぎですね。

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キャリーケース。

小3000円 大4000円

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中には両手にたくさん抱え込んで支払いを待つ人も。

私もリュックタイプとショルダータイプを購入しました。

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但馬、特に豊岡市ではカバンの製造が盛んで、産業の一つになっています。

但馬空港のロビーにもカバンのコーナーが設けられています。





 

 

その他の展示

朝来市から、特別天然記念物、世界最大の両生類

「オオサンショウウオ」 別名:ハンザキ

水質の良い川に棲息する=こやつが棲む川は水質がよい

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猟友会

射撃シミュレーター

クレー射撃もあれば、イノシシなどを狙うものもあるようです。
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正面玄関付近で、海の生き物に触れるコーナー

お子さんに人気です。

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兵庫県立香住高校の展示。

手前がトラフグ、隣がアユ。

近大マグロもそうですが、近隣国家との競合が激しくなっていますのでこういう研究は大事ですよね。

がんばっていただきたいものです。

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但馬地域の農家農産物に誼を結ぶ、JAたじま。

農産物の魅力も多い但馬地域ですので、共栄で頑張っていただきたいですね。

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いろいろと見て回りましたが、全部を書ききることはできません。

来年以降も実施されるでしょうから、是非現地へ行ってみてください。
 

 

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今月のカニ祭り

冬の但馬と言えば欠かせないのが「松葉ガニ」

 

毎年11月上旬に解禁される山陰の松葉ガニ漁。

それに合わせてイベントも漁港では開催されます。

近年、高騰し続けている海産物なのでカニも例外ではないようですが、ちょっと異常な価格もついたり。

 

信じられない価格ですが、現地で相場を見るのもいいかと思います。

今月に開催される但馬地域のカニ祭りをご紹介。

 

 

ミサイル艇もやってくる!

 11月23日 津居山漁港で開催されます。

第29回とよおか津居山港かにまつり|豊岡港観光協会

 

セコガニ500匹を先着順で釣れるセコガニ釣り。

失敗でも2匹まではもらえるようなので、参加料を考えても単価250円。

市価の約3分の1で手に入ります。

 

 

 

当日、この漁港に海上自衛隊のミサイル艇「はやぶさ」が寄港するそうです。

全国に6隻しかなく現在、後継艦の計画もない非常にレアなミサイル艇を見ることが出来る機会ですね。

船なのにジェットエンジン(ガスタービンエンジン)を持つという海上自衛隊最速、本気で荒海を疾走すれば船酔い&転倒大ケガ間違いなしの暴れん坊。

乗船見学もできるそうなので期待が高まります。


 

 

 

 

 

 

やっぱり浜坂

兵庫県の西の端に位置する、京都や大阪から見ればちょっと遠めの新温泉町浜坂ですが、

カニのためなら行く価値はあります。

11月16日。

この記事を書いている時点で、もう来週ですよ!

 

寒空に開催を待って冷え切った身体に、無料でふるまわれる 先着3000杯の「セコガニ汁」!

朝9時と、昼12時に行われる「餅まき

抽選で12名だけが参加できる「セコガニ身出し早わざ大会

ほら、行く気になりましたね? 

その他にも特産物の即売や、七釜温泉湯村温泉の体験足湯、地元の小学生中学生の舞踊や演奏。

港町だけにイベントの終了も早い! 13時には終了します。