JAL国内線のファーストクラスに乗る機会がありましたので、書いてみます。
国内ファーストクラスは5路線
ANAは国内線(737以上の機材)にプレミアムクラスというシートを設定していて、国内線でありながら食事やお酒が提供されます。
普通席かプレミアムクラスかの二者択一です。
対してJALで普通席の上、クラスJシートには食事などは付きませんが、その上の(国内線)ファーストクラスがANAのプレミアムクラスに相当します。
ただ、このファーストクラス、たった5つの路線にしか設定されていません。
・羽田-札幌
・羽田-伊丹
・羽田-福岡
・羽田-那覇
・伊丹-那覇
私が搭乗したのは、那覇→羽田です。
使用されている機材は、B777-200型
これが羽田福岡線だったり、羽田札幌線、羽田伊丹線であればB787ドリームライナーや、A350に乗れたりするのですが、
これまで私が見ていた限り、那覇線で設定されているファーストクラスはB777-200型だけです。
当日有償アップグレード
かねてから乗ってみたいなぁとは思っていたのですが、空席待ちでも競争率が高くてなかなか巡ってこないんですよね。
空席待ちをする人数が種別S(ダイヤモンド、プレミア、エメラルド)だけで30人とか普通ですからね...。
正規料金だと普通席の2倍~3倍ですので手が出せませんし。
それがチェックインした際にたまたま空席がありまして、一も二もなくアップグレードに飛びつきました。
座ったシートはこちら。
1Aでした。
ファーストクラスのマークが入ったブランケット。
座席に置いてあるのではなく、写真のように斜めに立てかけてあるのが演出ですね。
窓下のポケットには、機内用スリッパも入れてあります。
シートは高級感があります。
設備的には年季が...
コンセントやUSB電源は設備がなく、代わりにモバイルバッテリーが置いてありましたが、容量1200mA。
まぁ仕方なく置いてある感じですね。
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そして、壊れているのか、バッテリーを使い切られたのか、スマートフォンへの充電はできませんでした。
もう無理に置かなくてもいいと思うのですが。
機内食
着席したときから気になっていた、ファーストクラスのメニュー。
シートやらモバイルバッテリーやらを弄くっているとCAさんが飲み物を聞きに来られました。
食事と一緒に提供ということでしたので、とりあえず赤ワインを選択。
白御飯に難あり
こちらが、当日のメニュー。
羽田→那覇 と 那覇→羽田 では内容が違うようです。
これは 那覇→羽田 のメニュー。
美味しくいただいたのですが、残念な点が一つ。
左の"ふっくりんこ"と書いた包み。
白御飯の包みが紙で、紙の臭いが御飯に移っていてお米の味が台無しでした。
私の貧乏舌でさえ、口に入れるとものすごく気になります。
苦情が来ないのかな、と思いましたが、そもそも舌が肥えてる方は食べないのかもしれません。
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今回100%の満足とはいきませんでしたが、FOP修行にとってファーストクラス席を当日有償アップグレードで獲得できるメリットはとても大きいのです。
『先得』で予約するとFOPは区間マイルの75%。(国内線なので75%x2倍)
それをファーストクラスにUPできれば50%加算の125%(国内線はx2倍)
8000円(2020年1月現在)の差額でFOPが約1.67倍。
費用的にも搭乗回数も減らすことができます。
ファーストクラスの当日空席待ちの競争率が高いはずですね。
20年2月からは新型機投入
B777-200にも世代交代の波がやってきました。
今年2月1日からは羽田ー那覇にA350が導入されます。
AC電源、USB電源も備え、個別大型ディスプレイもあります。
拍手~~~!(パチパチパチパチ~)
(JAL HPより)
好いことづくめのように思えますが問題は、ですね・・・
B777-200では14席設定されていたシートが、
A350/B787では12席に減っているんですよ。
14%も減らされるなんて、ただでさえ高い競争率がさらに激騰するじゃないですか!
まぁ、羽田那覇線でリストラされたB772の機体が、最後まで使いつぶされそうな路線は伊丹那覇線ではないかと思いますので、そっちの争奪戦に期待しましょうかね・・・。