日ごろから水の美味しい場所に興味があるのですが、水が美味しい場所はお酒とお蕎麦も美味しいのです。
山あいの鄙びた地域はは密にもならず、一人で行くので会食でもなく、大手チェーン店でもないので地元の経済に(たぶん)役立ちます。
運転するのでお酒は飲めませんが、美味しいお蕎麦を食べてきました。
HPやスマホアプリですぐに探せるでしょうから、場所の細かい説明は致しません。
環境
舞鶴若狭自動車道の春日ICから車で約10分ほど。
兵庫県の真ん中あたりに位置する丹波市。
けっこう広い丹波市の、京都・福知山市に近い田畑が広がる地域にあります。
10台程度の駐車場がお店の横にありますが、土日はほぼ埋まっています。
今回も混んでいて、奥のほうの空きスペースに滑り込ませるために何度も切り返しをしなければなりませんでした。
店舗内外
幟(のぼり)が立っているわけでもなく、大きな看板もなく。
外観は普通の民家なので、そのまま一度通り過ぎてしまいました・・・。
玄関を入ると先客が2組ほど、上がり框(かまち)に座っておられました。
満席の際は名前を書いて待つシステムのようです。
食事を終えた1組が出られたので、私も框に腰かけて順番を待ちます。
正面には焼き物やガイド本などが並べられています。
そして左下。
石臼が花瓶台になってますね。
ガイド本を手に取ってパラパラと流し見ていると、席が空いたようです。
履物を脱いで、下駄箱にしまってから室内に上がります。
他の客がいましたので店内の写真は撮っておりませんが、座敷にテーブル6組(2人がけと4人がけ)、山側の部屋に1組。
それと裏手にテラス席が2組ほど。(冬場は使っておられないようです)
メニュー
※訪問した時点でのメニュー、金額です。
ここのお薦めは「十割そば」と聞いていて、もちろんそれを注文するつもりでしたが、席に案内された際に「今日は十割そばは終わってしまいました」と先にお断りが入ってしまいました。
まだ午後1時になってないんですけど!
私の後に来たお客さんも十割そばがないと聞いてがっかりしておられました。ここの十割蕎麦は人気があるのか~。
こういうお店の良さは「売り切れ御免!」にあると思っていますので仕方がありませんが、やっぱちょっと悔しいですね。
開店直後に来る覚悟でないとだめなのか。
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いただいたのは
Cランチ「二八盛り蕎麦・鴨蕎麦雑炊」に 倍盛りにして、三色辛味おろしも追加です。
大根おろしが三色なんですが、持ってきたときには二色なんですよ。
紫色のおろしの片方に、小鉢に入っているスダチの果汁を加えるとあら不思議。
見事に三色のおろしになってしまいました。
鴨蕎麦雑炊のほうも鴨の脂が出汁になじんでいて、蕎麦の粒々感(というかパラパラ感?)に合うんですよ。
木匙で一口ずつ掬うので、じわじわとお腹に溜まっていく感じです。
私は普段早飯なので、こういうスローペースでいただくのもいいですね。
飲めるのは
車なのでお酒は飲めませんが、出しておられるのは地元のお酒
すぐ近くの酒造会社の銘柄「奥丹波」ですね。
周囲が山で水量も豊富な地域なので、確かにお酒も美味しそうです。
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蕎麦湯
蕎麦屋の楽しみの一つが蕎麦湯です。
で、こちらでもお蕎麦を食べ終わると蕎麦湯が運ばれてきました。
たいてい急須のような器で出てくるところが多いのですが、陶器のジョッキw
湯気が立ち、取っ手にも熱さが伝わってきます。
先ほど蕎麦についてきたそばつゆは全部使ってしまったのですが、
それを伝えるとそばつゆを追加でもらえました。
そばつゆを湯のみに入れ、そこへアツアツの蕎麦湯を注ぎます。
さすがに、あのジョッキ一杯の蕎麦湯はいりませんけど。
湯呑み一杯分の蕎麦湯を飲み干して、「ごちそうさまでした」
メニューには、一覧だけでなく写真付きの説明がありますので、選びやすいと思います。(注文を迷わないとは言ってない)