長崎市をほぼスルーして、行先は雲仙市です。が、雲仙市は今年8月の豪雨で相当な被害が出ていました。
崖崩れで1人心肺停止、民家など被害 長崎・雲仙 - 産経ニュース
雲仙老舗ホテル止まった泉源…予約100組に断りの電話|【西日本新聞me】
地獄が崩落
雲仙と言えば辺り一面から湧き上がる熱気と湯気の『地獄絵図』なんですけれど、その地獄の上にある山が崩落していました。
上記の新聞記事にも出ているように温泉の源泉が止まってしまって、今は一部復旧しとところもあるようですが、訪問した10月下旬はまだほとんどの旅館には温泉が行き渡っていないようでした。
一面がグツグツと煮えたぎる地獄も、ほとんど干上がっていて地面が露出していました。
熱気はあるんですよね。
泉井?の経路が埋まってしまって地上に出てこれてない感じでしょうか。
まぁとりあえず満明寺を見て、回れる範囲で地獄めぐりに出かけます。
この釈迦如来像、純金箔だそうです。
地獄 立ち入り禁止
地獄は危険で立ち入り禁止と言われなくとも行きたくありませんが、普段から極楽浄土へ行けるような徳も積んでいない私はどこへ行けばいいんでしょうね?
仕事も失って、現在進行形で路頭に迷っているんですがね・・・。
温泉池としては干上がっていますすが、蒸気はけっこう上がっています。
聞けば、前よりはかなり少ないようですけれど、それでも風向きによっては視界を遮ってくれますね。
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こちらは干上がっている側ですが、蒸気噴出孔が地面のあちらこちらにあって、
泥の中からもポコポコと熱い泡が噴出しています。
硫黄化合物の結晶がきれい
石の間などから吹き出す蒸気の出口をよ~く見てみると、
黄色い結晶が成長しています。
成長した結晶を見ると、科学の実験を見ているようでワクワクします。
現実的には、湯の華として持って帰りたかったんですが、止められました。
国立公園内なので、採取してはいけないそうです。
温泉卵が温泉卵じゃない
地獄のなかほど、お糸地獄の近くに『温泉卵販売所』があります。
猫もたくさんいましたが、猫は販売していないようです。
販売所の前にはいくつかの竈門が設置されています。
こういう温泉の蒸気吹き出し口に竈門を造って、そこに蒸籠をおいて調理するわけですね。
で、温泉卵を買いました。アツアツです。
で、一般的に温泉卵というと、黄身に少し火が通って白身は半熟以下のグジュグジュな状態だから、その場で殻を剥いて食べるなんてできないんですけれども、
ここの温泉卵は、普通に殻を剥いてパクっと食べられます。
温泉の温度が100度超えてるので、芯まで火が通っているんですね~。
ということで、
それは普通に固茹で卵なんだよ!
まぁ一応、ツッコミだけは入れておかないと・・・。
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表通りのお土産屋さんに立ち寄りまして、(観光客もまばらです)
お土産の『湯せんぺい』
買って帰りました。