今回はホテル客室の浴槽より大きいお風呂に入れればもう温泉はいいかな、と思っていたのですが、
浜田駅にこんな表示があるのを見てしまいまして。
『温泉総選挙2021 うる肌部門全国1位 美又温泉』
ちょろっと行ってみることにしました。
温泉総選挙とは?
というか『温泉総選挙』なんてまったく知りませんでした。
名前からして『〇〇総選挙〇位!』とか、まゆつば過ぎるんですけど。
と思っていたら、ホントにあってビックリですよ。
でも後援省庁が、内閣府・環境省・総務省・経済産業省・観光庁(国土交通省)ってことでセンスなども何かお察し・・・という感じです。
確かにありました。
うる肌部門で第1位。
他にも『リフレッシュ部門』で、同じ浜田市の『旭温泉』が3位に入っていたりします。
エントリー制なので
知名度は低いけど良い温泉を見つけられる一方で、公平性には若干の疑問符もありますね。
というのもジャンルがよくわからなかったり、
エントリーが1件だけだったり。
飲食店のネット評価と似たようなものでしょう。
とりあえず、行ってきました。
現金必須。ATMも無い!
とにかく、気を付けないといけないのは、現金が必要ということです。
普段、現金を持たない私は、いつも「現地で引き出せばいい」と思っています。
それが大きな間違いでした。
入浴料という少額のことですし、地域的にもキャッシュレスではなさそうなのは判っていました。
それでも、温泉旅館が軒を連ねるところですし、郵便局くらいはあるだろうと高をくくっていたのです。が、郵便局さえなかったのです。
山の中でATMを探すことになりましたね。
まぁ、現金を引き出すために40分以上かけて往復しました。
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まずは足湯から
川岸は整備されていて、温泉街の中央に足湯がありましたので先ずはここから浸かってみます。
横に余裕で6名くらい座れます。グループなどは対面も利用すれば計9名くらいは同時に足湯を楽しめそうです。
温度表示も有りましたが文字がまったく読み取れませんでした。足を浸けていても「少し温度高いな」と思いましたので40℃~41℃くらいはあると思います。
国民保養センター
足湯の次は『国民保養センター』です。
40台近く停められそうな駐車場に止まっている車の半分は県外ナンバー。
地理的に広島が多かったのですが、関西も何台かありました。人気ありますね。
さて、写真の4階建ての建物が浴場です。
4階が女性用、3階が男性用。受付前の券売機で購入して受付に渡します。
時期柄か、コロナ対策(?)のために受付で氏名と電話番号を記入させられました。強制ではないと書かれていますが、断りづらい雰囲気です。
露天風呂ではありませんが、全面窓ですので昼間に行ったのもあって露天のような雰囲気です。
サウナもありましたが、定員2名と書いてあって1名入られていましたので利用しませんでした。
2名ならゆったりと入れそうなジャグジーと、6~7名はゆったり入れそうな浴槽が窓際に配置されています。
肝心のお湯ですが無色透明で、お湯の中で肌を撫でてみれば確かにスベスベしていますね。
私がこれまで行った温泉の中でも1位かと言われれば疑問符はついてしまいますけど、まぁ悪くはない、というところでしょうか。
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かめや旅館
旅館ですが外湯として利用させていただいた『かめや旅館』さん。
外来も利用できますが、利用時間は事前に問い合わせたほうがよさそうです。
宿泊はカード利用(セゾン・VISA・マスター)できますが、入浴だけでは無理でした。
(知らなくて)少し早めの時間に伺ったのに、入浴させていただいてありがとうございました。
内部は撮影できませんので写真はここまで。
打たせ湯はありましたが利用不可だそうです。コロナのせいですかね?
広さ5畳ほどの浴槽のみのそう広くはない浴室ですが、川に面しているため夏の夜などは浴室から窓を開けて(網戸あり)ホタルを、冬は雪景色なども楽しめそうです。
泉質は国民保養センターと変わらない気がします。同じ井戸(2号泉・4次泉)から引いているようですし。
もう一つ、外湯に入れる『美又温泉会館』もありましたが、今回はやめておきました。
最後に
この温泉街は他にも源泉をもっている温泉宿があるようですが、外湯で利用させてもらえるのか不明でした。というのも現地ではそれぞれ看板に案内も見当たらないし、入り口を締め切って営業しているかどうかも聞きづらい。
思うのですが、活性化策として『共通入湯券』とか作ったらいいんじゃないですかね?
¥1000で好きな外湯に3軒入湯できる、みたいな。
人気投票ではないですけど、10軒くらいあるところで3軒だけ選んで入浴できるようにすればサービスが向上すると思うんですよね。
まぁ、部外者の戯言ですけれど。