お一人様が巡る旅の記録

単独行動するブログ主の備忘録 - ホテル・飛行機・観劇・その他 -

【日帰り入浴】国民宿舎 千畳苑

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 浜田市では、ホテルは東横インに宿泊したのですけれど、東横インには大浴場がありません。

やはり広いお風呂に入りたいものです。

美肌県しまねですから、周辺に温泉はいろいろあるのですけれど、

 

 

時間的に、近場でいいから温泉でなくても広いお風呂に入りたい。

そう考えて、向かいました。

『国民宿舎 千畳苑』

 

 

 

 

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何が『千畳』なのか

 4階建てで客室も1フロア10部屋前後?

宴会場があるにしてもとても千畳あるようには見えません。では名前の千畳はどこから来ているのか。

千畳と言えばまず頭に浮かぶのはタンタンタヌキの金t.....。

いぇ、ここで言う千畳とは近くの観光名所である『石見畳ヶ浦』にある『千畳敷』を指します。

 

 150年前の地震で海底が隆起したものが海岸に現れたもので、堆積した地層の中には化石なども多く含まれています。

 

 

 

 まぁ、近くなので立ち寄ってみましょう。

 

波音のするトンネルを抜けると

 そのトンネルは細く、塗り固められた壁や天井は蛍光灯の光を反射してさほど暗くはないのですが人どおりはほとんどありません。

そしてトンネルの奥からは波の音が聞こえてきます。

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 1つめのトンネルを抜けた先には、

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いやぁ、やっぱ昼間に来ると怖さはないですよね。

歩道も整備されてますしね。

で、左を向くと、波音の正体です。

正体、というか、波そのものなんですけど。

 

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海から何かが這い上がってきても不思議とは思えないんですよね。

もう、完全に『諸星大二郎/妖怪ハンター』の世界。

 

 

 

 

 歩道(トンネル)が整備される前はこれでしたからね。

外へ出て、外壁づたいに波しぶきを受けながら千畳敷に向かっていたのです。

当然、風の強い日や波の荒い日には危なくて行けなかったわけで。

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 2つ目のトンネルを抜けると、千畳敷に出ます。

ちょうど満潮と波が高いのが重なっていたようです。干潮なら窪みが潮だまりになっていろいろ生き物を見られたんですけれど。

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ワカメの美味しそうな香り

 千畳苑に戻る際、美味しそうな香りがするなぁと思ったら、港でワカメ干しをしていました。

まぁ出身地なので自賛しますけど、浜田のワカメは美味いですよ。

 

わかります? この透明感。

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 そしてその海に生えるワカメ。養殖じゃないんです。

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サーハーお断り

 では、千畳苑に戻りまして、お風呂に入ります。

最近の温泉や銭湯では「入れ墨・タトゥー・泥酔の方お断り」というのをよく見かけます。

が、こちらはさらに上を行きます。

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「水着・ウェットスーツ・半裸」もお断りなわけです。

というのも、立地が良いのです。

砂浜まで徒歩1分、波打ち際まで徒歩3分。

 

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国民宿舎 千畳苑 - 宿泊予約は【じゃらんnet】(じゃらんnet より)

 

 夏には海水浴客、そして年がら年中サーハーもいるので、中には迷惑を受けたこともあるんじゃないでしょうか。

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4階 展望浴場

 天然温泉ではありませんが、人工温泉ではあるようです。

浴槽は3つありますが大きなものではなく、大人が7~8人も入れば狭く感じます。

 

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 浴室からは撮影できませんが、眺望はこんな感じです。

 

 上皇(平成天皇)陛下だけでなく、昭和天皇もお泊りになられたことがあり、当時、天皇陛下皇后陛下がご覧になった、時が止まったように全く変わらないこの風景を、今も目にすることができるのは幸せなのかもしれません。

 

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