今回のカタール航空利用でまざまざと見せつけられた、格差社会の一端!
ワンワールド・エメラルドだったために少しだけおこぼれに与(あずか)ることができました。
先に記事にしましたが、埋め込みながらまとめてみます。
アルマハ ラウンジ
たいていの空港には設置されているカードラウンジ。
しかし、このドーハ・ハマド空港では見つけられませんでした。
そんな中、飛行機のビジネスクラスにもファーストクラスにも乗らず、航空会社の上級会員でもない人が利用者できる唯一とも思えるラウンジがこのアルマハ ラウンジです。
また、プライオリティパスが利用できます。
全体像が見えないために不当に評価が低い可哀想なラウンジだと思います。
基本は有料ラウンジで24時間前までに申し込みが必要です。
プライオリティパス保有者は当日の申し込みでも利用できるようです。
ビジネスクラスラウンジ程度の飲み物や軽食があり、頼めばお酒も飲めます。
正直なところ、カタール航空のラウンジとしては利用人数のわりに狭く、しょぼい。
が、実は裏があります。
このアルマハラウンジは、アルマハという有料サービスの中の一つに過ぎないのです。
アルマハサービスは
スタッフが搭乗客名のボードを持っての送迎、ファストレーン利用、ポーター同行、専用カウンターチェックイン、優先出入国審査、優先搭乗、通関手続きサポート
などファーストクラス搭乗にも劣らないほどの快適さです。
さらに、VIP並みに機内までエスコート(状況次第)まで!
これらの中で、プライオリティパスで利用できるのがラウンジだけになります。
本来であれば、1日の想定利用人数は数十人でしょう。もしかすると1ケタ。
こんなにすごいサービスを受けられるのに、ラウンジしか利用しないプライオリティパス保有者であふれているのために相対的にしょぼく見えているのではないかと推測します。
ビジネスクラス ラウンジ
言い回しは良くありませんが、ワンワールド・サファイア以上の会員のために設置したラウンジ
このビジネスクラスラウンジの一番残念なところは
シャンパンが無い!
まぁ、私の舌ではシャンパンとスパークリングワインの違いも判りませんけどね(笑)
訪問した記事がこちらになります。
ファーストクラス ラウンジ
上記のビジネスクラスラウンジと同様、エコノミークラスに搭乗するワンワールド・エメラルド会員のために設えたラウンジです。
自社やワンワールドの最上級会員を迎えるために必要なサービスはすべて含んでいて、黒を基調にした隠れ家レストラン的な落ち着きがあります。
普通の空港なら、このラウンジに通され、受けられるサービスの高さに「さすがはファーストクラスラウンジ」と納得するでしょう。
えぇ、アルムルジャンラウンジやアルサファラウンジさえ知らなければ。
アル ムルジャン ラウンジ
ファーストクラスラウンジでさえ完璧ではなかった!と思わしめる極上の空間。
プレミアムシートを購入した客へのサービスは並々ならぬものがあります。
日系エアラインはおもてなしで勝負?
この規模、サービスの前では日系エアラインの完敗でしょう。
サクララウンジやANAラウンジはもちろんのこと、JALファーストクラスラウンジでさえ見窄(みすぼ)らしく見えるんですよ...。
まず目をみはるのはこの規模。
内部はこんな感じでした。
アル サファ ラウンジ
図で判るように、アルムルジャンラウンジからホールをはさんだ反対側には、同じ規模のアル サファ ラウンジがあります。
カタール航空のファーストクラスのチケットを持った客しか入れない、おそらくエミレーツ、エティハドと並ぶ空港ラウンジの最高峰。
ワンワールド最上級会員どころか自社最上級会員も同伴者さえも入室できない、入れるのはファーストクラスに搭乗する本人のみ!という徹底ぶり。
エティハド航空のファーストクラスラウンジは利用条件がゆるいので、カタール航空のほうが希少価値が高いです。
ラウンジから直接搭乗できるエミレーツが利便性は上ですが、設備の充実さならカタール航空が少し上かも?(HP参考)
利用できる人は1日100人いるのだろうか?と思えるのに、広大な面積を確保してあります。
ラウンジの中に免税店とスパまである、とんでもなく最高級の空間。
シャンパンを頼むと、目の前でクリュッグ(ドンペリより高いらしい)を開封してくれるというウワサもあります。
ホストクラブや高級クラブでドンペリ入れるより貴族気分に浸れそうですが、仮に職場で体験を話しても「?」としか思われないでしょう。
私にとってはまだ謎のラウンジです。
訪問できてないので、記事ありません。
オリックス ラウンジ
ハマド空港に乗り入れている航空会社のビジネスクラス客以上が利用できるラウンジ。
ワンワールド上級会員も利用できます。
利用資格は各エアラインの基準なので昼間の利用状況は不明ですが、木目調(茶色系)でまとめてあってゆっくりできそうです。
以上、ドーハ・ハマド空港のラウンジまとめでした。