お一人様が巡る旅の記録

単独行動するブログ主の備忘録 - ホテル・飛行機・観劇・その他 -

【Marriott】ホテル修行 ~手段と目的~ 2020年のプラチナ維持は難しいことに気がついた

にほんブログ村 小遣いブログ マイレージへ

 

今年度はなんとか25泊をクリアして、2019年もプラチナ会員を維持できる予定です。 

しかし、来年を考えると、2020年のプラチナ会員維持は難しいと言わざるをえません。 

 

 

 

 

宿泊とは戦争である

そもそもホテル修行とは、旅行などでの宿泊において

目的(部屋のグレードアップ、クラブラウンジの利用)

のために

手段(上級会員に必要な数を宿泊する)

を行使することにあります。

 

プロイセン(旧ドイツ帝国の中核となった地域・国)の軍人、クラウゼヴィッツの【戦争論】に照らし合わせれば、

「戦争とは相手に我が方の意志を強要させる」ことにあります。

すなわち、ホテル側に

・ラウンジ使わせてほしいの!

・部屋が広いと嬉しいな!

と強要せしめる闘争であると定義できます。

 

その場合の我が方の「戦力」とは何か?

資金力であり、宿泊数であり、ポイント数であると言えるでしょう。

 

ホテル宿泊とはすなわち、修行僧にとっての戦争なのです。

そして戦争と言うからには地理的条件(戦場)である「部屋」は重要です。

・敵よりも高い場所を占領し布陣

・陣地を構築する広い面積

・補給線の確保

 

 

おぉ!

まさに、クラブフロア・スイートルーム・クラブラウンジを表しているではありませんか。

スイートルームの広さはスタンダードやスーペリアを圧倒し、クラブラウンジで供されるサービスは「さすが」と思わせてくれます。

 

 

 

そして更に「高い場所」についてはメンツやプライドにも関わるようです。

大阪で開催されたAPECにおいて、

中国の国家主席が、韓国大統領の宿泊する部屋より低い位置に居ることを「屈辱的だ」としてホテルを変更したというエピソードさえ残っています。

 

 

 

兵は国の大事

そして戦争には「勝利条件」というものがあります。

全滅させる、降伏させる、占領する、などです。

 

では、ホテル修行においてどういう状態になれば「勝った」と言えるのか?

快適に過ごすことが目的ですので、その必要十分条件と言える、

「上層階(クラブフロア)へのアサイン」「クラブラウンジの利用」

が確約に近い状態で保証されることではないでしょうか。

※クラブフロアやラウンジがないホテルもあります

 

とすれば、優先的にその「戦場(部屋)」へ布陣できる権利を得られることが「勝利した」と言えると思います。

 

その権利を得る(上級会員になる)ためには下の表にあるように、

マリオットホテルで言えば年間50泊以上してプラチナ会員以上に。

ヒルトンホテルなら年間60泊以上でダイヤモンド会員に

なる必要があります。

 

かかる予算計上は、宿泊するホテルのグレードにも依りますが、日本人の平均年収の20%~25%。

 

おぉぉ! なんという巨額の戦費!

戦争(ホテル修行の宿泊)とは、やはり最終経済(消費しかない)だったのか!

孫子の兵法】で『戦争とは国の存亡の道』と戒められている理由もうなずけます。

どうりでこの2年ほど、私が破産の危機に陥っていたわけです(泣)

(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 

f:id:onemanwanderer:20181109231417j:plain

f:id:onemanwanderer:20181109231432j:plain

 

 

 

 

「3部屋ルール」が無くなった

しかし、巨額の戦費だけが勝利を阻(はば)む障害でしょうか?

 

年間50泊!

一年間は52週。週に1度は必ずホテルに宿泊しないとクリア出来ない数字です。

 

毎週毎週、ホテルに泊まる。

出張が多い方を除いて、

日本の、それも地方在住で出張なんて皆無のサラリーマンにそんな時間があるでしょうか?

そう、予算計上だけでなく、時間も都合しなければなりません。

 

以前のSPGグループであれば、

同一日に3部屋までは1人の宿泊数にカウントしてもらえる、ブースターとも思えるルールがありました。

予算に糸目さえつけなければ一晩で3泊。3分の1の日数でクリアできたのです。

しかし、もうその手は使えません。

1日1善! いゃ、1晩1泊しか付かないのが絶対ルールです。

 

 

もし50泊を実行するのであれば、

雨の日も雪の日も、地震があろうが台風が上陸しようが、

毎週毎週、ホテルへと向かう歩みを止めるわけにはいきません。

体調が良くないからキャンセルしよう、そんなワガママは許されません。

たとえ39℃超の高熱に苛まれようと、這ってでもチェックインする!

チェックインカウンターで救急車を呼ぶと言われても、断ってチェックインする。

ホテルで往生(=死)を遂げれば「ホテル修行僧」から「ホテル即身仏」にジョブチェンジです。

これが修行僧のあるべき姿だと言えます。

50泊目をクリアした翌朝は、大粒の涙を流しながら両腕を振り上げてチェックアウトすることでしょう。

まぁ、次から出禁になるかも知れませんが。

 

 

 

 

それほどまでに、年間50泊というのはハードルが高いと思います。

やはり、2019年に50泊して2020年度をプラチナ維持、はあきらめることになりそうです。 

  

 

 

あきらめきれない

50泊さえ! 50泊さえクリアできればいいのに!

そうだ! いい方法を思いついた!

 

 

週末にチェックインすればいいんだ!

その後、家に帰って冷や飯を食べ、

せんべ~布団で寝て、仕事に行く!

 

そして翌週末にホテルに戻ってチェックアウトすれば7~8泊が稼げるジャマイカ!

 

そうだよ!

50泊(手段)のためには、ホテルで楽しく過ごそう(目的)なんて言ってる場合じゃないんだ!

 

 

 

 

 

 

orz

もう、何がしたいのかよくわからない・・・。