フェアフィールドbyマリオット宿泊の、唯一といっていい弱点は朝食でした。
朝食が食べたいのです
朝ご飯を食べる。旅行先で食べる。
旅行の目的だけでなく、一日の活力、生きる目的と言っても過言ではありません。
が、今回の宿泊ではそれが無い。
仕方がないので朝っぱらから牛丼を食べにいったり、コンビニにパンを買いに行ったりしていました。
が大雪の朝、寒い中を歩いて牛丼を食べに行きたくないですし、雪で流通の状況もよくないのか、コンビニのパンも補充されていません。
さらに歩いて別のコンビニへ向かう気力もない。
朝食がない、パンが無い、パンも無い・・・。
脳内のマリーさんは叫びます。
「パンが無いなら、海鮮丼を食べればいいじゃないの!」
と。
二条市場があるじゃまいか!
フェアフィールドのすぐ隣に「二条市場」があります。
鮮魚、乾物などを取り扱う昔ながらの仲買さん兼小売りの市場だとは思うのですが時代は変わり。
滞在中、何度も市場前は通ったのですが地元と思しき方はついぞ見かけたことがありません。
観光客特化、という感じでしょうか。
商品を見たら声を掛けられる、看板を見たら声を掛けられる。前を通るだけでも声を掛けられる。
それが鬱陶しくてずっと素通りしておりました。
まぁ、滞在最後に立ち寄ってみようかな、と思ったのもありますかね。
たけ江鮨
時間は朝7時過ぎ
二条市場は通りを挟んで裏手にも広がっていますので全部見たわけではありませんが、
営業していたのはここだけでした。
市場内部の路地を入ったところにある、「たけ江鮨」さん
カウンター2つに椅子が6脚。
江戸前(にぎり)寿司の発祥が諸説あるなかで、
「忙しい魚市場関係者が食べやすいように、パッと掴んで食べやすくした」
の説もあります。
日本版のサンドイッチのようなものでしょう。
早朝から営業されているということは、もとは市場関係者向けのお店だったのかもしれません。
すでに先客が2名
シンプルなセットメニューで、このほかには「松」「竹」とありました。
単品でも1個100円~200円。
ウニとかホタテとかはちょっとお高いようです。
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特上10貫
特上を注文して待っていますと、甘エビの味噌汁がサービスでついてきました。
身は入ってなくて頭だけなんですが、風味がよく出ていてとても美味しい。
おそらく、まかない用だったのではないかと思います。
トロ、いか、サーモン、ホタテ、ほっき、マグロ、エビ、ウニ、いくら、とびっこ
ネタの仕入れ状況によっては日替わりなのかもしれません。
ネタの瑞々しさとこの厚み。
そしてネタの冷たさと、ほんのり温かいシャリの組み合わせ。
回ってるお寿司では味わえない感覚です。
ウニ軍艦
端っこのほうまでつぶれていないのがいいですね。
丁寧なお仕事をされています。
下手なとこはウニがペースト状になってますからね。
しっかりと掴めて、口に入れるとホロッと崩れるシャリ。
江戸前寿司の醍醐味です。
あまり贅沢もできませんが、たまにはこういうお店もいいですね。
丸鮮千代水産 どんぶり茶屋
7時半を過ぎました
外はけっこう雪が降っていて、通路にも吹き込んできます。
実際、このたけ江鮨さん、長居するところではなく、パッと食べてサッと立ち去る江戸っ子向けのお店だと思います。
次に向かったのが、「海鮮丼の店 どんぶり茶屋」さん
7時半からの営業です。
クレジットカードほか、一通りの電子マネーが利用できます。
いろいろな組み合わせの海鮮丼が並びます。
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漁場(りょうば)丼
鮨を食べた後なので、あまり量が多いものは避けまして、
漁場丼にしました。
玉子、カニのほぐし身、マグロ、サーモン、タコ、甘エビ。
あとは、とびっこ?と思ったんですが、味と食感がカズノコ。
でも、とびっこのようにほぐしてあって・・・、初めてなのでよくわかりませんでした。
朝から鮨と海鮮丼!
口とお腹は幸せでしたが、財布は泣きました。