城崎温泉はコウノトリ但馬空港から約20km
道路事情にもよりますが、40分程度で到着します。
飛行機の発着に合わせて空港からバス運行もされています。
まず、コウノトリ但馬空港
広い駐車場は無料で利用できます。
ターミナル横には 名物(?)のYS-11が展示してあります。
道を挟んだところにレストランなどがあります。
建物が少ないので遠く見えますけど、意外と近いです
レストラン「ジェットストリーム」!
すべて木造ではないでしょうが、木材を多用して天井も高くしてあります。
そして店名どおりあの音楽と、時おりナレーションが流れてきます。
懐かしかった^^
(現在も放送中)
ピザコーナーもありましたが、たぶん窯は使ってないでしょうね。
普通に日替わりランチを注文。
サラダバーもあります。
残念なことにクレカは使えませんでした。
城崎温泉!
外国からのお客さんが浴衣を着て歩いているのもチラホラ見かけます。
最近はインバウンド客も"モノ"消費よりも"コト"消費に比重が移っているそうで、中途半端に近代化された都市よりもこういう日本の風情が残っている地域は需要がありそうです。
問題は1地域当たりの収容力(キャパシティ)ですかねぇ。
近代的なデカいホテルなど建てたら風情台無しですからね。
ここは城崎温泉奥(中央?)にあたる温泉寺入口
この辺りを起点として、川沿いに温泉街が広がります。
上の「温泉寺」門柱の先、ここが元湯だそうです。
湧出温度は81℃
手を伸ばせば柵の中の岩に触われます。熱いです。
城崎温泉名物「外湯めぐり」
日帰りでも入湯料に少し上乗せする金額で 1dayパスが購入できます。
2軒以上入ってみるならお勧めです。(ツアーならパスが付属してる場合が多いですね)
今回は温泉寺に一番近い、鴻の湯(写真の建物) に入ってみました。
さすがに夏場だと、昼間に温泉のハシゴをする気にはなりません…。
川沿いの温泉街からみると少しはずれた位置にあります。
露天風呂は広くはなく、塀などに囲まれて眺望が良いわけでもないのですが、
落ち着いた感じで長湯しやすさがあります。
雪の時季はかなり良さそう。
でも冬は飛行機が欠航しそう(笑)
温泉の後は、円山川をはさんだ対岸にある「玄武洞」へ行ってみます。
写真を撮り損ねたのですが、移動途中で「コウノトリ」が飛んでいるのを高い確率で見ることができると思います。
後ろ半身が黒い大きな鳥がゆうゆうと飛んでいますからわかりやすいです。
玄武洞ミュージアム。
駐車場を含む外構はまだ工事中ですね。
城跡のような階段を登っていきます。
失敗したと思ったのは、この玄武洞を見てから温泉に行けば良かったな、と。
また汗だくになりました。
昔は石切り場、採石場だったそうで、
ここ産の庭石を置いている居宅も多かったでしょうけど、
今は一般では入手不能でしょうね。
面白いのはここですね。
正面でひしめき合っている石の層に、
左手にトコロテンのように突き出している岩。
突き出している部分はそれぞれが綺麗な六角形。
これが自然に出来ているのですから不思議です。
160万年前の地層です。
この地層ができたころは地球の磁場が逆転(!)していたころで、この地層にはその時代の影響が残っていて、コンパス(方位磁針)を近づけると正常に北を指しません。
この特殊性もあいまって、山陰海岸ジオパークを構成する主要な場所になっています。
今回は城崎温泉と玄武洞だけでしたが、JGC回数修行ついでに観光もどうぞ。
便利な周遊バスもありますがJRに合わせてあるようなので、時刻表をよく見ないといけませんけど。