お一人様が巡る旅の記録

単独行動するブログ主の備忘録 - ホテル・飛行機・観劇・その他 -

【JAL】JTA機内でAR(拡張現実)を試してみる

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 VR(仮想現実)って聞いたことありますよね?

VR内での死亡は現実の死、はライトノベルですね。

私の頭の中にあるヤツ、は仮想でさえないただの妄想でした...。

コンピュータによって創り出された感覚(空間)を、スコープなど専用のデバイスを使って感じ(視)るのを仮想現実(VR)といいます。

 

 

 

 VRの延長上にAR(拡張現実)というものがあって、Wikiによりますと、

周囲を取り巻く現実環境に各種情報を付加、削除、強調、減衰させ、人間から見た現実社会を拡張させるもの。

だそうです。

 

拡張されちゃうんですね。ヤバいですね...。

 

 

 

 でも、これでARが理解できましたね?

 

 まだわからない?

それなら一度、JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA)に乗ってみるといいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

沖縄の翼 JTA

日本トランスオーシャン航空(JTA)は、沖縄に本社を置く日本航空グループの航空会社です。

 

JTAの機材が運航しているのは、

・那覇~小松、中部、関西、岡山、福岡

・那覇~宮古島、石垣、久米島

・石垣~羽田、関西

・宮古島~羽田

・久米島~羽田

 

羽田や関空からの直行便や、那覇から沖縄各島へのアクセスがあるのは便利でいいですね。

 

 

 

JTA専用コンテンツ

 さて、JTA機に搭乗し、機内販売されるお酒を見ようとシートポケットをガサゴソとしておりましたら、他のJAL機では見かけないリーフレットがおいてありました。

 

ARで沖縄を紹介してくれる、らしいのです。

 

『アプリ不要』と書いてありましたので早速、試してみることにしました。

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 使うにはまず、機内のWiFiに接続しなければならないようです。

指定された手順に従って、機内WiFiに接続します。

 

 

通常、JAL国内線のWiFiサービスのホーム画面はこうなっています。

メインメニューの下に、JALショップやキャンペーンのお知らせのバナーがありますね。

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 一方、JTA機内でのホーム画面では、

そのARのバナーに変わっていますので、ここをタップしてみると、

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『沖縄の宝』を探しにいこう

画面が『沖縄の宝』に変わります。

この後5ステップほど説明する画面が続きますので、右へ送っていきしょう。

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簡単AR

機内においてあるリーフレットには、各ページに2次元バーコードのようなマークが描いてあり、

そのマークをスマートフォンのカメラを通すと、

(撮影する必要はなく、カメラを通して視るだけ)

砂浜や、海の場面に『キムジナー』くんや『オサカナ』くんが現れ、コミカルに動き回ってくれます。

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この画面でいうと、海、砂浜、濃い樹木がカメラを通して見たリーフレット。

その上に、キムジナーくん、オサカナくん、デッキチェア、明るい樹木がコンピュータグラフィックで表示され、画面の中を動きまわります。

 

ほんの数秒の短いコンテンツではありますが、ちょっとしたヒマつぶしにはなりますよ。


 このリーフレットには3つの二次元バーコードが描かれていて、それぞれのシーンでキムジナーくんが出てくるのですが、

『3つだけかぁ』となりますね。

 

 

 

CAさんに声をかけてみよう。

 ところが、追加のバリエーションがあるらしいのです。

CAさんに言えば、名刺より一回り大きいサイズのカードを受け取ることができ、そのカードはお持ち帰りOKだそうです。

 

 私は都道府県シールを集めてないのでJAL機でCAさんに声をかけることがあまりないのですが、これもCAさんに話しかける話題になりますね。

えぇ、コミュニケーション能力がある人なら、ですが...。

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 カードの中央部分に二次元バーコードが記載されています。

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 いただいたカードは『ぶくぶく茶』というものでした。

裏面の中央に二次元バーコードが描いてあります。

 

全部で何種類あるかは知りませんが、主催側がその気になれば多くのバリエーションができそうですね。

 

 


 

将来性

 機内で見られるのはそれぞれほんの数秒の動きですが、ARの可能性を見ることができます。

例えば、

美術館であれば、作品の解説をつけることができ、

博物館であれば展示物の動きを見せられるかもしれません。

すでに取り入れているところもありそうですね。

 

『バーコード』を『顔認証』に置き換えられられれば、名刺交換が要らなくなるかもしれません。

 

劇場でなら、「あ、あの人良い演技をする」と思った役者さんがいれば、カメラを向ければ名前や来歴が即座に表示されるでしょう。

上演中にカメラを向けて良いのかという問題はあるにしても。

 

 

 今年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて多くの技術に触れることもあると思いますが、JTAに乗って事前に知っておくのもありかもしれませんよ?